乙女ゲームのはず？ 【wrwrd！】

劇練習 ページ13

劇の練習は普通に難しい


台詞も動きも覚えないといけない


しかもトントンにとっては女の子の、しかもお嬢様の格好に台詞に動きをしないといけない


羞恥心が勝つやろうな、ドンマイ


「貴女を守るために私は居るのです。この命を投げても貴女に忠誠心を、捧げます」


tn「でもっ！それでは貴女が可哀想よ！！」


「私は幸せです、貴女のお側にいるだけで」


劇の練習中だが、工作班も廻りにいるんやけど、手を止めて私たちの演技を見ていた


mb「え、演技うまない？」


「そんなことないで」


トントンは恥ずかしそうに下を向いていた


いや、女子か


私より女子やん？


劇の練習をしていたら他の数名の生徒会が何故かうちのクラスに来る


そのお陰でクラス中大騒ぎ


やめろ、くんな


しかもヒロインも連れてきて


いや、チャンスかもしれへんで


トントンをアピールするチャンスやん！


ヒロインに劇を見させるんや！！


いけ！トントン！


トントンは吃驚しながらも生徒会の方へ行き、話していた


てか、その間に練習したいねんけど、大抵は相手(トントン)がいないとできひんねんけど！？


まぁ、ええわ


そこら辺の女子に手伝ってもらお


「なぁなぁ、練習手伝って？」


mb「ええよええよ！」


ええ子で良かったわぁ


「じゃあ此処やるから、適当に立ってて」


mb「うぃっす」


相手役の子の手を取り、手の甲にキスをする


すまん、勝手にして


「お嬢様、愛しております。いつまでも貴女のお側に居続けます」


相手役の子は顔を真っ赤にする


赤面症が発症したか？


mb「あっ.....」


何故か固まってしまう


えぇぇ？


しかも回りも固まっていた


何でやねん？


tn「いや、ほんまお前........」


トントンは何故かため息を溢していた


何があかんかったん！？


ut「.......女の子にそんなんしたら........惚れてまうやろ」


最後の言葉ボソッと言っていて聞こえなかった


女の子にしたらあかんこと！？私いつやったん！？


一人で頭に？を浮かべていた

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