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「うまいか?____r」


そう聞けば、___rは嬉しそうに笑った


_r「あぁ、美味いな。何処の店だ?」


「プランツェと言う店があってな、そこが私の中では一番だ」


__rが喜んでくれるだろうなと思い、特別に___rの好きそうな甘さにしておいたぞ


_r「なら、今度から通おう」


___rはケーキを頬一杯に貯めながら幸せそうに笑っている


その笑顔が見たくて買ってきたので、嬉しい限りだ


そう思っていると、急にドアが音を立てて開かれる


_m「何呑気に茶会を楽しんでいるんですか?ミリオ総統閣下?」


「書類は終わらせたんだ、茶会くらいいいだろう?」


_m「その緩みきっている顔を引き締めてください!」


どうやら私の顔はゆるゆるだったらしい


どうも_r達の幸せそうな顔を見ると頬が緩んでしまう


_n「_rもや!書類はよ終わらせろ!俺に全部来るんですけど!?」


「_r、それは駄目だな。それを食べたらすぐに戻るか。お開きにしよう」


そう言えば_rは残念そうに眉を下げる


_r「dear,ミリオ」


「それは此処ではやめてくれ、距離を感じて悲しいのでな」


_r「じゃあやめるゾ!」


私と_rは顔を見合わせて笑う









光の中、私は起きる


窓からの朝日の柔らかい暖かさが身を包んだ


懐かしい夢を見たような気がした


名前も顔もノイズのような物が邪魔をして思いだせはしないが、ただ心地が良かった


それに涙が出そうになる


もう一度、戻らないものなのかと焦がれてしまう


ツンしとした鼻をどうにか治めてベッドの上から窓を見る


夢の四人がどのような関係かは私は知らない


いい記憶なのは間違いない


なら、前世の事を知ろう


何故私は悪役なのか


今日は図書館に行こう

勝負事→←貴族のプライド



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作品ジャンル:泣ける話
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一縷(プロフ) - 無気力人間Aさん» 態々ありがとうございます。確かに運営側やサイトに支障が出てしまっては此方も彼方も困ってしまいますね、これからは気を付けます (2020年3月25日 23時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - 横からすみません…https://uranai.nosv.org/u.php/hp/tyattokinsi/ 分かりやすく説明してあるので是非見てください (2020年3月25日 22時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - モモンガ大差さん» コメントは自由なので会話?はいいような気がしますが、コメントしにくいのなら直しますね (2020年3月1日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ大差 - コメント欄での会話はあまりしないほうが…。話すならボートとかではどうでしょうか…? (2020年3月1日 17時) (レス) id: cad9c090dc (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 彗さん» 眼福笑笑 (2020年3月1日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:一縷 | 作成日時:2020年1月28日 21時

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