最終章 ページ42
扉を開ければ、見えるのは敵国の王
グルッペンと私は素早く敵国の王の首に銀色に輝く剣先を向けた
国王、アリオンは此方を見て慌てて逃げ出そうとする
残念ながらお付きの者も全て倒してはいる
助けに来るにも外には私たちの国の兵が待機しているだろう
逃げるにしても同じこと
静間とトントンは指示をしているだろうな
ガルシアとコネシマ、ショッピはアリオン国の協力国の制圧
ダフと鬱とロボロは情報の錯乱を収めている
ゾムとローリアはアリオン国の兵を食い散らかして貰っている
優秀な部下を持つと、嬉しいものだ
また一緒に戦えているのは、奇跡だ
隣のグルッペンを見れば目には闘争心が浮かび上がっている
誰に似て戦争好きになったのか
ア「クソッ！！」
gr「アリオン、この戦争を速く終わらそう。お前が死んで終わりだ」
そう言って、グルッペンはくいっと首に刃を食い込ませる
王「金ならいくらでもだす！！だから殺すのだけはッ！！」
救いようがない人だ
結局は自分しか見ておらず、それは国にも自分にも得はない
王「植民地でもいい！！だから俺だけ助けろッ！！」
「お前のその傲慢さで何人が死んだと思っている、アリオン
飢餓で300人、戦争では5000人。お前の国に慈悲をやったのは何処だと思っている
お前の傲慢さが私の国にまで及んだんだ」
王「はぁ？.........ッ？！貴様ッ！？」
「私が死ぬだけで終わったものを、お前は国民を巻き込んだ。家族にまで
だが、礼を言おう。そのお陰で世代交代が出来た」
王「そんなッ、生きている筈がない！！」
アリオンは幽霊でも見るようにワナワナと震えだす
馬鹿は一回死んでも直らないらしいが
「お前も一回死んでみたらどうだ、アリオン」
王「ヒッ......！」
アリオンは情けない声を上げ、後ずさる
もう、終わりにしよう
この因縁を
私とグルッペンは一斉に腕を左右に動かして首を掻ききった
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一縷(プロフ) - 無気力人間Aさん» 態々ありがとうございます。確かに運営側やサイトに支障が出てしまっては此方も彼方も困ってしまいますね、これからは気を付けます (2020年3月25日 23時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - 横からすみません…https://uranai.nosv.org/u.php/hp/tyattokinsi/ 分かりやすく説明してあるので是非見てください (2020年3月25日 22時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - モモンガ大差さん» コメントは自由なので会話？はいいような気がしますが、コメントしにくいのなら直しますね (2020年3月1日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ大差 - コメント欄での会話はあまりしないほうが…。話すならボートとかではどうでしょうか…？ (2020年3月1日 17時) (レス) id: cad9c090dc (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 彗さん» 眼福笑笑 (2020年3月1日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2020年1月28日 21時
