親子は似るもの ページ32
「グルッペン、よく頑張ったな」
私はグルッペンを優しく抱き締めた
グルッペンは私の服を掴んで、瞳に涙を溜めていた
gr「あっ......ミリオ、さッ」
グルッペンを優しく撫でれば、ぎゅっと強く握ってくる
「グルッペン、お前は仲間に頼りなさすぎるんだ。もっと頼れ
世の中心を読むことは難しいんだ、言葉に出して伝えろ
お前なら出来る」
gr「ッ.......！」
「信じろ、仲間を」
誰も迷惑なんて思っていないから
そう言えば、グルッペンは少しの間顔を伏せて静かに口を開けた
gr「ミリオさ、ん........俺は、どうすればいい？」
「ふっ、やっと言ったか。私に考えがある。先ずはトントン達前衛についてだが」
gr「あっ、トントンがッ」
グルッペンはまた泣きそうな表情になったので涙を拭ってやる
「トントン達の事は気にするな」
gr「えっ」
「今頃あいつらがもうすでに着いている頃だろう」
そう言えばグルッペンは目を見開き、安心したように頬を緩ます
「グルッペン、今回の悪かった所は何処だ？」
gr「情報不足に、作戦不足です」
「あぁ、そうだ。貿易国に参加を求めると思っていたのに疑わない過信し過ぎだ
作戦はいくらあっても損はない、いくらでもサブを作っておけ」
gr「はい」
「それに今回は技術はあるが少数人数の部隊と技術はないが数だけはある部隊で敵は別れている
お前はどちらに人を動かす？」
gr「技術の、強い方へ」
「あぁ、そうだ。我々の国では技術が強い方に部隊を動かせ
人数が多い方はコネシマとショッピとシャオロンに任せておけば食い散らかしてくれる」
gr「確かに」
「情報はダフに頼んである、きっと良い情報を掴んでくれる
私たちにも役割はあるぞ、敵国に乗り込み首を取る」
gr「えっ！？」
グルッペンは声を上げてキョトンとしていた
「報告が来しだい、敵国に行く
その時にはもうすでに陥落ギリギリだろうが」
少し笑みが出てくる
どうやら私も、戦狂者と変わりないらしい
gr「あぁ、貴方が戻ってきてくれて良かった......アリビオ国最強の方達だから」
「今は我々国でお前たちだろう？」
そう言えば悲しそうな顔をするグルッペン
やめてくれ、その表情
私はお前のその表情を見たくないんだ
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一縷(プロフ) - 無気力人間Aさん» 態々ありがとうございます。確かに運営側やサイトに支障が出てしまっては此方も彼方も困ってしまいますね、これからは気を付けます (2020年3月25日 23時) (
レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - 横からすみません…https://uranai.nosv.org/u.php/hp/tyattokinsi/ 分かりやすく説明してあるので是非見てください (2020年3月25日 22時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - モモンガ大差さん» コメントは自由なので会話？はいいような気がしますが、コメントしにくいのなら直しますね (2020年3月1日 18時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
モモンガ大差 - コメント欄での会話はあまりしないほうが…。話すならボートとかではどうでしょうか…？ (2020年3月1日 17時) (レス) id: cad9c090dc (このIDを非表示/違反報告)
一縷(プロフ) - 彗さん» 眼福笑笑 (2020年3月1日 15時) (レス) id: 8b4c95c75f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一縷
| 作成日時：2020年1月28日 21時
