33話 ページ34
と、とりあえず部屋に戻ろう……あああもう、くそ、気を抜いた俺が悪いよな……
『た、ただいまぐえっ』
shp「A兄さん遅い。んでこの首輪なんなんすか、取れないんすけど」
zm「Aおかえり!待っててな!今その首輪爆破してやるからな!」
『ま、まてまてお前ら!!お、落ち着いて!?』
扉を開けた瞬間首輪引っ掴まれてすっげー目で見られるんだが!?!?や、やめろお前ら!!俺に触るんじゃねぇ!!!
shp「……全部説明してください。」
zm「この首輪を外すのが先か元凶を潰すのが先か……」
『ぞ、ゾムさん???大丈夫???』
zm「大丈夫やでA!心配してくれとるん?優しいな〜Aは!」
止められない、その笑顔。(狂気的すぎるぜ……)
「と、とりあえず俺は大丈夫だから……今日は色々ありすぎて疲れた……寝よう……?」
そう言ってフラフラとベッドに近寄った俺の首輪をグイッとショッピが掴み、こう言い放った
shp「A兄さん、お風呂入らないと。」
あぁそうだな……風呂……
『ありがとう、んじゃ風呂入る……「一緒に入ろ?A兄さん」……なんて?』
聞き間違いかもしれないと恐る恐る尋ねる
shp「兄さん、一緒に風呂入ろ?」
な、そ、そんなの
zm「そんなのダメや!!!」
よく言ったゾム!!!いいぞもっと言え!!
……あれ、気のせいかなショッピが舌打ちした希ガス(白目)
shp「はぁ……仕方ないっすね、分かりました。3人で入ればいいんすか?」
zm「当たり前やろ!」
『ちょっと待てお前ら』
ぐ、そ、そんなキラキラした目でこっちを見るんじゃねぇっ!!!
『し、ショッピ?なんで3人で……?』
shp「腕力じゃあの人に敵いませんからね。妥協案です。……あと2人だと後々都合がいいので」
『お前……きょ、拒否権……』
shp「あれ?A兄さんいいんすか?俺。まだあの話覚えてますし、なんなら写真も『わかった!一緒に入ろう!!それならいいだろ!?!?』……A兄さんに分かって貰えて良かったです」
ぐぬぬアイツ……ニコニコしやがって……
と、ショッピを睨んでいると後ろから肩を叩かれた。
zm「なぁなぁ、ショッピくんの言ってるあの話ってなんなん??」
『さ!早く風呂に入ろう!みんな寒いだろ!?』
悪魔2人に囲まれた俺はきっと引きつった笑顔で風呂に向かっているのだろう。
『いや、そもそもなんで一緒に風呂に入りたいんだ?』
zm.shp「コイツ、鈍すぎやろ……」
信じられないものを見たような顔だな?
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白銀狐 - マジでありがとうございますっ!続きマジで楽しみにしてます! (2023年1月25日 18時) (レス) @page35 id: 46fb34583d (このIDを非表示/違反報告)
虚(プロフ) - きゃぁぁぁぁ!終わってないっ!!うれちぃぃい!!(逃げるどころか追いかける←) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 7c0e52b0b9 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - TARAKOさん» めっちゃありがとうございます!!!おかげでなんとか!!ぎゃんばるやす (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - 虚さん» 残念!まだ終わってないですね........まだ付き合ってもらいますよ!!(逃げろ) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)
いちま(プロフ) - コメント嬉しかったから今しちまったぜ☆明日も更新しよう!(できたら) (2020年3月12日 18時) (レス) id: 871efea391 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちま | 作成日時:2019年8月9日 20時