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プロデューサーのスキル ページ12

とある二年B組の話。

プロデューサーが不在の教室では、ちょうどプロデューサーについての話で盛り上がっていた。

事の発端はこうだ。

「あー、生徒会のやつ終わんなくて教室でもやる羽目になるとはな……。
猫の手も借りたい」

そう嘆き始めた生徒会、衣更真緒。

すると、

「あらぁ、真緒ちゃんお疲れね?
器用だからこそなんでも首を突っ込むのは悪い癖よ?
しょうがないから今回はお姉ちゃんも手伝ってあげる」

そう鳴上嵐が話しかけてきた。

「おー、悪いな」

それから二人で話しながら作業を進めている時、そう言えばと鳴上嵐が何かを思いついたように口を開いた。

「器用っていえば、Aちゃんもなんでも出来るイメージよね?
流星隊の一年生の子と姉弟でAちゃんが家事をしているんでしょう?」

「え、流星隊の一年と兄弟なのは知ってたけど家事してたのか、あいつ。
だから差し入れとか美味いのか……」

「えぇ、他にも柔道と空手をしてたって聞くし、部活は弓道だったわね。
アタシたちの衣装作りもAちゃんがしてくれてるでしょう?
弟さんがいるから面倒見いいし、成績も上位だし、プロデュースもとても上手じゃない。」

「確かに言われてみれば……そうだな。
A、スペック高いんだな……。」

そう二人が話していると、

「性格のインパクトが強いから霞んどるんちゃうん?」

そうオッドアイの天使、影片みかが話に加わる。

「あー、副会長と並べるくらい堅い考えしてるもんな。
特にあいつの人間を相手にする時の考え、いつの時代で止まってんだ……。」

「でもそれが逆に可愛いじゃない。
揶揄(からか)いがいがあるってものよ。」


「ナッちゃん、それすごいわかる。」

また別の方向から声が飛んでくる。

主はどうやら朔間凛月のようだ。


「それで、自分だけ下の名前で呼ばれた時の優越感は最高なんだよね。

いつかAの膝枕で寝るのが夢。」

「訴えられるぞ。」

「んふー、Aはそんな事しないから大丈夫。
自分からそんなアイドルとのスキャンダル報道するなんて、俺達が大事なAはしないでしょ」

プロデューサーの欠点→←プロデューサーと事情聴取



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結葉(プロフ) - 更新待ってます‼ (2023年3月4日 10時) (レス) @page30 id: d9ce17d90a (このIDを非表示/違反報告)
時間一日(ときまいちじつ)(プロフ) - れいありすさん» コメントありがとうございます!思ったことを言葉に表すの難しいですよね。それでも伝えようとしていただけただけで本当に嬉しいですし、ありがたい気持ちでいっぱいです。不定期更新ですが完結は必ずしますのでゆっくりとお楽しみいただけると幸いです。 (2020年4月27日 11時) (レス) id: 4c0ef34530 (このIDを非表示/違反報告)
れいありす(プロフ) - この物語とても面白いです!言葉では表せない位何て言うか...面白くて大好きです!更新頑張ってください!応援しています! (2020年4月27日 8時) (レス) id: 897e8a62fb (このIDを非表示/違反報告)
Music(プロフ) - リクエスト書いてくださりありがとうございました (2019年11月30日 10時) (レス) id: ac04f81fab (このIDを非表示/違反報告)
矢澤こゆき(プロフ) - 時間一日(ときまいちじつ)さん» 作者さんの更新が速すぎて驚きました。投稿ありがとうございます!! (2019年11月24日 19時) (レス) id: 9da7dff2c7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時間 一日(ときま いちじつ) | 作成日時:2019年10月13日 16時

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