海に出て愛される【ONE PIECE】 (ページ3)

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「センゴクって……あの海軍元帥の……？」

「そうじゃ」

「なんでまた急に」

「そう身構えんでも、昔面倒見てもらった恩くらい返してやれ」

「え！そうなの！？

そ、それは確かに会うべきかも」

「お、じゃあ早速準備してくれ。

もう船停めてあるからな」

「なんかハメられた気がする」

それからAはマスターに事情を話し海軍本部へと向かうことになった。

「あぁ、ついでにA、これもお願いできますか？」

「食材調達？

おっけー、任せてマスター！

じゃあ行ってきます！」

「気をつけてくださいね」

✕ ✕ ✕

海軍、軍艦上。

「わざわざ軍艦引っ張ってきたの？」

「これしか今使える船がなくてな」

「海兵さんたちすごく混乱してるように見えるけど」

「しらん、わしがこの船に乗ったから仕事かと思って勝手に乗り込んだだけだろう」

「えー、こっちが申し訳なくなってくる」

「いいんじゃ。

わしの大事なかわいい孫娘じゃ、こんぐらいの護衛じゃまだ甘いわい」

それから数時間後、軍艦は海軍本部へと到着した。

「わ、大きい」

「昔と反応がちっとも変わらんな。

ほれ行くぞ」

「はーい」

船から飛び降りるガープに続きAも船から飛び降りる。

二人はさも当たり前に飛び降りたが普通はタラップかブリッジを使うのが一般的である。

ガープはともかくAのその身体能力の高さに周囲の一等兵は驚いていた。

そんなこともつゆ知らず二人は建物へ足を踏み入れた。