澄んだ青い空の下で【colon】

No,15 ページ19

ころんside


よくよく考えれば彼女に聞くのが一番早いことに気がついた


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あれから彼女のことをもっと知りたい気持ちになり
知るために色々と考えてみたが何も浮かばなかったのだ

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それが今浮かんだのだ


彼女に聞きたいことを考えながら僕は今の授業に集中した


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今日は猫を撫でながら彼女は待っていた


僕が近づくと猫は走って逃げていったけど


『昨日ぶりだね〜』


「そうだね。あのさA」


『ん？』


「昨日、考えたんだけど僕Aのことあんまり知らないなって思って
　だからちょっと質問いい？」


一瞬驚いた顔を見せたがすぐ優しく微笑んで


『いいよ〜』


そう言った


「じゃあさっそく、どこ高校出身なの？」


『ここだよ』


「そうなんだ。じゃ次、好きな食べ物は？」


『苺！甘酸っぱくて美味しいから』


「苺おいしいよね」


『ねー』


なんて僕が質問して彼女が答えるのを何回も繰り返す


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「質問。答えてくれてありがとう」


『んふふ、どういたしましてかな？』


「そうだね」


僕はAについて少し知れたような感じがする


『あのさころんくんって優しいね』


「･･･えっ？」


急にいわれて驚いてしまう


『だって普通だったら“質問”として私の生前を聞いてくるもんじゃない？』


「･･･別に僕から聞くことはたぶんしないと思う。
　だってAから話すんでしょ？だったら僕はそれを待つ」


本当は何回も聞こうと思った


力になれるなら


けど彼女が話せるまで待つと決めたのだから
それを変えることはしない


『そっか、うん待っててほしい。ころんくんはやっぱり優しいや。
　女の子にモテモテでしょ？』


「別に優しくないし、それにモテないよ」


『え〜嘘だぁ〜』


僕の顔を見ながらニヤつく


ゆうれいでも恋バナは好きなようで


また一つ彼女の一面を知れた気がする


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ころちゃんの歌ってみた控えめに言って神ですね


尊い


ちゅとか可愛い


通知がきた瞬間私は発狂しました


･･･近頃新作を作るかもしれません

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