私の王様は。 King Gnu (ページ5)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:6,065 hit

ｶｽﾞｷｱﾗｲページ5

(和輝)《今日早く家帰れそうなんだけど家くる？》

昼休みに携帯を見るとLINEが入っていた。
私の自慢の彼氏かずくんからだ。

A〈わかった～仕事終わったら行く！〉

(和輝)《買い物してから行くから俺遅かったら先入ってて》

A〈了解です○〉

仕事をさっさと終わらせて彼の家へ向かう。

彼から預かっている鍵で部屋へ入る。

何も初めてのことではないので
私も随分信用されてるんだなぁ……と自惚れる。

玄関を開けるとまだかずくんは居なくて

部屋の明かりとテレビを付けさせてもらって

適当に過ごす。

テレビに夢中になってると
玄関から走ってくる音が。

ただいまーなんて言ってるかは紛れもなくかずくんだ。

(和輝)「あ～Aの方がはやかったw｣
申し訳なさそうにするものだから

A｢今来たところだよ？」

って少し嘘ついた。

荷物を置いてＧジャンを脱いだら

いつものバックハグ。
小柄な私はかずくんの中にすっぽり収まる。

A「どしたの？」

(和輝)「ん？な～んかいいねこういうの」

A「何がさw」

(和輝)「好きな人と好きな時に会えるのって幸せよ？」

A「へっ/////」
急に言われると流石に照れる

(和輝)(´･ω･)ﾉﾞ「ふふっ今日はAの好きなカレー作るぞ～｣

A「楽しみにしてます、///ww」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも彼の方が1枚上手。