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友達8 ページ9

ころんside

初日は計画通り。

すごく焦ってたみたいだった。

いつになったら僕に縋ってくれるかな。それが楽しみでしょうがない。

Aはとっても優しい。

自分がいじめられてると気づいても、僕が怒ってたことを心配して謝ってくれる。

ほんとに、愛してる。



ほら、隣の奴なんてそんな程度だったんだよ?

Aには僕しか居ないんだよ。

すぐにわかるから、ちゃんといい子にしててよね。



ーーーーーーーーーーーーーーー

それから順調にAへの嫌がらせは続いた。

それはどんどんヒートアップしていったし、

Aもどんどん僕に頼ってくれるようになった。

それが何よりも嬉しかった。

僕に寄り添ってくるAは、小さくて、弱々しくて、すっごく苦しそう。


でもね、Aが悪いんだよ。

僕だけを見ててよ。


僕なら、Aが伸ばした手は絶対に掴んで離さないから。

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作者名:ミルクチョコ | 作成日時:2019年8月23日 17時

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