待って！私たち、異世界に来ちゃってる？！

第11話 let's バイト☆ ページ14

バイトって具体的に何をすればいいんじゃ……
あのハイスペックババア、バイト頑張るんじゃよーとか言って零亜と一緒にどっかの家の前に置いてけぼりにしやがった。

まじあのハイスペックババア許さん。

「ねえ、零亜さんよ。」
「はいはい？」
「正直言ってね、目標を見失っていないかい？」

いやだってほら、最終的な目標は元の世界に変える事でしょ、今は何やってるって言ったら扉の前に立って何をすればいいかもわからない状態でしょう？

ゼロから始めようとしてもイチになるまでの時間がかかりすぎでしょ。もうどうすればいいのか

「まあ確かn「こんばんわー！！！！」何々！？」
「ぬぉん……誰ですかな」

割って入ってきたのは白い耳をつけた小柄な少年だった。後ろから同じようにもう一人の少年が歩いてくる。

「弟がごめんなさい、僕の名前はフゥです」
「僕はルゥ！！獣人！犬になれるよ！」

しょたかゎぃぃちゅきよ……いけない、語彙力が低下してしまう。

「えっとー、天津風 零亜だよ！」
「咲希。」

顔の筋肉よ、頼むから変な感じにならないでくれ。いやほんと頼むから。ショタの前で気持ち悪い顔できないから。

「えっと、天津風さんと咲希さんですね。咲希さんはラストネームは無いのですか？」

ああ、そういう世界観なのね。
日本とは違うのか。辛いな

第12話 ショタコン×2はバイトをする〇→←第10話 零亜、君はチートかい？ 〇

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