儚い願い

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『ごはんいらなーーい』



って誰もいない部屋に言うのは毎日。


多分いい飽きたってくらい


夜ご飯は食べてない














『ままは納得してくれるかなぁ、』


の一心でままに電話をかけた



















まま「 もしもし 」


『 あのさ、私彼氏できた。 』


まま「 よかったじゃないの、お相手は？ 」


『 壱馬だよ、かーくん。 』


まま「 えっ？？！！！ 」


『 ご縁があって、 』


まま「 パパなんて言うかしら、 」


『壱馬は認めて貰えるように頑張るって。 』


まま「 壱馬くん変わらず？？ 」


『 高校の時よりかっこいよ、何倍も 』


まま「 ふふ 笑 」















ままは "Aに彼氏ができて一安心だよ"って


ぱぱには伝えられなかったけど


壱馬がそのうち家に連れて行って言ってたから


ってままに伝えたけど















『壱馬しんぱいしてるんだ、多分臣くんから聞いたんだと思う
ぱぱと廉くんの約束。 私もその約束知らないんだけど
なんでたか臣くんはしってて、それを壱馬に言ったらしくて、
俺どうしよう、ダメだって返されたらどうしようって』


まま「 大丈夫よ、壱馬くんでしょ？ ぱぱも嬉しいんじゃない？？ 」















ぱぱは私にだけ厳しかった


おねーちゃん弟には優しかったのに


何かあると私が呼び出されて私に当たってくる。


それが当たり前だったから


壱馬への返答が本当に怖い、、



















『近々戻るね』


まま「 うん、待ってるわ 」












そう言って電話を切って何日予定を確認した。

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