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SE「は?何が?」
『卒業式の日、スケジュール空けてやれなくて…』
SE「っ、……はは!そんなこと気にしてないよ〜。卒業式の日ね、仕事終わりに宿舎でヒョン達がお祝いしてくれたんだよ?ホンギもいつもより豪華なご飯作ってくれて、スホヒョンなんてこーーんな大っきい花束まで買ってきたんだから!」
『そっか、良かったな。』
SE「うん!でもさ、後半は全然登校できなかったし、高校生活に大した思い入れは無いよ。」
『………』
SE「や〜、ヌナどうしたの?本当に気にしてないよ?あ、思い入れ無いって言っても友達はちゃんといるし、タオとだってここで出会えたし、放課後はジョンイニヒョンとレッスン前に学校裏のパン屋寄って買い食いして、あ!高一の時の文化祭、スホヒョンとギョンスヒョンが見に来てくれたんだよ!だからまぁ、…ちゃんと楽しかったよ。」
『………友達は一生もんだから、大事にしろよ。』
SE「ブッ!ヌナの口からっ、そんな言葉が出てくるなんて…!」
『なんだよっ!』
SE「ふふふっ、……うん、ちゃんと大事にするよ。でも、僕の青春はまだまだ続いてるんだよ?僕の青春は、EXOだよ。まだまだこれからも、青春を謳歌していくの!ヒョンやヌナと一緒にね!ヌナだって、今が一番楽しいでしょ?」
『………うん。』
SE「学生生活でできなかったことはたくさんあるけど…でも、僕は同級生の誰よりも努力をして、誰よりも楽しい高校生活を送ったって、胸を張って言えるよ!だからヌナ、ごめんねじゃなくて、おめでとうって言って?」
『…………しゃがめ。』
SE「っ!!!………ふふふっ、はい!」
『おめでとう。よく頑張った。』
"なでなで"
SE「ッ、………ありがとう、ヌナ。」
『卒業したってことは、お前ももう立派な社会人なんだ。これからは甘えなんて許さないぞっ!男らしく、しゃきっとしろ!』
SE「はーい。じゃあヌナ、腕出して。」
『は?』
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作者名:ATMs | 作成日時:2019年4月26日 11時