私、ATMなんで。33 (ページ23)

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CY「何をしたって、俺がAを好きでいるって思ってたんでしょ？その通りだよ。俺きっと、おじいちゃんになってもAが好き。だって、A以上に魅力のある女の子に出会える気しないもん。」

『食ってる時しか素直じゃない女のどこに魅力があるって？』

CY「っ、A～、ごめんよぉ～…」

『………私も、冷たくしてごめん。これからは、なるべく気をつける…』

CY「………やっぱりいいや！」

『は？』

CY「冷たく当たるのは、Aが甘えてる証拠だってもうわかったから！ていうかわかってたし！どんなAだって俺は好きだし～っ！」

『調子良いこと言ってんじゃねーよ！』

CY「ふふふ～！仲直りだねっ？」

『っ、………してやっても、いいけど…』

CY「あははっ！さっそく素直じゃない～！でもそれさえも可愛い～！」

『酔ってんのかよ…』

CY「Aに酔ってる！」

『キッモ！』

CY「キモくない！はいっ、仲直りの握手しよ！」

『はぁ？しねーよそんなこと。』

CY「あ～く～しゅ～！ほらっ！」

"グッ"

『っ、………』

CY「これからもいっぱい甘えてね？冷たくするのも、俺にだけならいいよ。」

『は？マゾかよ。』

CY「特別ならなんだっていいってこと！冷たくされたって、嫌いにならないも～ん！」

『…………手、そろそろ離せ。』

CY「え～？もうちょっとダメ…？」

『誰かに見られたらどうすんだ！』

CY「アハ！タクシーの中だよ？」

『おっちゃんが見てる！！』

CY「運転手さんは、俺らのことなんて知らないよ～」

『自分の認知度が低い事を自慢してんじゃねーよ。』

CY「はいはい、もっと頑張りまーす！頑張る為にも、今は充電～」

"ニギニギ"

『ッ！！/////……ホテル、着くまでだからなっ。』

CY「うん！！」

『明日から馬車馬のように死ぬ気で働けよ！！』

CY「え？今以上に？」

運転手「お、仲直りしたのかい？」

CY「ハイッ！ナカナオリ！ラブラブデス！」

『調子乗んな！！//////』

運転手「ハッハッハッ、それは良かった！もうすぐ着くからね～」

CY「え～………ウンテンシュサン、トオマワリシテモラッテモイイデスカ？」

『調子乗んなってばっ！！//////』

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