1586 ページ22
・
・
・
・
"ブゥーーーーーーーン…"
『………』
CY「………」
運転手「………お客さん、観光かい？日本語わかるの？なんだ、喧嘩でもした？旅行で喧嘩なんてつまんないでしょ〜。ほら、仲直り仲直り！」
CY「『………。』」
運転手「………ごめん。これ、お詫びにポケットティッシュ…」
CY「あ、アリガトウゴザイマス…」
運転手「お兄さん、こういう時は男が謝ってやんないと！」
CY「っ、……ハイ…。」
『………』
CY「…………A。」
『っ、……』
CY「ごめん。Aのことわかってるつもりだったのに…俺が一番わかっていたいって思ってたのに………ごめん。」
『………』
CY「…………焦ってた。」
『え、…』
CY「だってA、仲良しなんだもん…ベッキョンやギョンスや…セフンにまで俺嫉妬して…。Aが俺以外の……お兄ちゃん以外の誰かを好きになったらどうしようって、ここ最近ずっと焦ってた…今でも焦ってるよ？だからこうやって、危険犯してまで無理矢理連れ出して……それにA、本当に俺には冷たいんだもん…気のせいじゃないでしょ？」
『………』
CY「どうして？どうして俺には冷たいの…」
『………わかんない。』
CY「………そっか。」
『わかんないけど……甘えてたんだと思う。』
CY「え…？」
『お前なら何言ったって許してくれるって、私を好きでいてくれるって、甘えてるんだと思う…』
CY「………俺に、好きでいてほしいの？」
『…………うん。』
CY「っ、……な、なんで…？」
『わかんない。』
CY「ですよね〜…」
『………でも、好きでいてほしい。』
CY「っ、……」
『私だけがいい。ぶりっ子巨乳もナヨヨンも、好きにならないで…っ』
CY「ッ、Aっ……ならないよ…なるわけないじゃん。何度も何度も何度も、俺伝えてるでしょ？Aだけが好きなんだよ…」
『人の気持ちなんて不確かだろ…』
CY「俺は確かだよっ！絶対！この気持ちは変わらない！！」
『変わるっ！！だって私がっ…！！』
CY「私が、何？」
『ッ、………なんでもない！』
CY「………A、一生をかけて証明してみせるよ。Aがシウミン先輩に誓うように、俺だってAに誓う。」
『私が、誓うように…』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 520人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ATMs
| 作成日時：2019年4月26日 11時
