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『めんどくさいこと押し付けられただけだもん。嫉妬しないの?チキンじゃ役不足か……チッ』
XU「嫉妬ならしてるよ?ジョンイナにもだし……いくら役とは言え、恋人って…ねぇ?」
CY「っ、…」
『そうなんだよしうちゃん…私騙されたんだよ?しうちゃんが恋人役だっていうから引き受けたのに…こいつが私とキスシーンやりたいって言い出した時はどうしようかと思った。』
XU「は?キスシーン…?」
CY「えっ?!いや、あれはっ!!違うでしょ?!そういう事じゃないでしょ?!」
『私とじゃなきゃ嫌だって駄々こねたじゃん。』
XU「チャニョル、てめぇ…っ」
CY「いやいやいやいやっ!違う違う!違いますっ!!そんな滅相もないっ!!!」
『私のセカンドキスが危うく奪われるところだったよ。しうちゃんどうする?今後もこういう事があるかもしれないよ?先にやっとく?物心ついてからの初めてのキス、奪っとく?』
XU「アホ、しないよ。でもAにはまだ早いから、そんな大人がするような事しちゃいけません〜。わかった?」
『うん!いつかのしうちゃんとの為に、私の初めては全部大事に取っておくからね!』
XU「いつかは来ないかもだけど、ちゃんと取っといて。奪おうなんて奴がいたら、ちゃんと兄ちゃんに言うんだよ?兄ちゃんがやっつけてあげるから。(ギロ」
CY「っ!?」
『うんっ!お兄ちゃんにやっつけてもらう〜!ふふふ、私の王子様だぁ〜!お兄ちゃん好きーっかっこいいーっ!』
"ギューッ"
XU「…A、ダンスまでに薬貰いに行くよ。」
『ん〜、もうちょっとギュウしてる〜っ!ズゥーーっ』
XU「鼻水付けんなよ?」
『お兄ちゃんにギュウしてたら頭痛いのマシになってきた!』
XU「ほんと?じゃあもうちょっとだけだよ。」
『へへへ〜、お兄ちゃんだ〜い好きっ!』
XU「ん。俺も〜」
CY「あの〜……俺、いるんですけど…」
XU「…………フッ。」
CY「っ!!!…当てつけだ!わざとそんな見せつけて…っ!ゔわぁ〜ん!」
XU「『ざまぁ』」
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作者名:ATMs | 作成日時:2017年3月13日 5時