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ジフ「……………無防備過ぎね?」
BK「『zzz』」
ジフ「馬鹿かよ。自らスキャンダル巻き散らしてんじゃん……堂々と浮気しやがって。」
『ン、………いま、なんじ……zzz』
ジフ「寝るなっての。おい、起きろ……起きろって。旦那様のお迎えだぞー」
『だんな…さま…………ッ、しうちゃんッ!?』
ジフ「……。」
『しうちゃんどこっ!!』
ジフ「いねーよ。俺だ俺。お前の旦那様は俺だろ?」
『っ!?……なんで、お前がここに…』
ジフ「別番組の収録。撮影の合間にお前の嫌がる顔見に来てやった。」
『暇人…』
ジフ「うるせぇ。で?お前はなに付き合って早々他の男に抱かれてんだよ。」
『っ、……そんなんじゃない。』
ジフ「そいつどうした?熱でもあんの?」
BK「zzz…」
『さっきより落ち着いてる…良かった…』
ジフ「………ちょっと付き合えよ。収録までまだ時間あるんだろ?」
『なんで』
ジフ「別に俺はここで仲良くお喋りでもいいぜ?お前がそいつに聞かれてもいいならな。」
『っ、……わかった。その前にトイレに、"グイッ"
ッ !?………ベッキョン?』
BK「zzz」
『………』
ジフ「寝てても離さないってか。夢でもお前のこと守ってんじゃね?か〜っこいい〜」
『………行くぞ。』
ジフ「命令すんなバーカ」
『うっせぇバーカ』
ジフ「まじで可愛いくねぇなお前。」
『お前も可愛くねぇぞ。』
ジフ「俺はかっこいいからいいんです〜」
『え?家に鏡無いの?』
ジフ「てっめぇッ、…………それ。」
『は?』
ジフ「ブレスレット。外せって言ったよな?」
『っ、……お前が急に来るからだろ。』
ジフ「だからそういうことじゃないんだけど……それも俺が預かろうか?」
『っ、………外す。ストラップ、ちゃんと大事に持ってるんだろうな…』
ジフ「もちろん。ほら」
『………返して。』
ジフ「お前が可愛くなれたらな?」
『………』
SE「あ、ヌナだ〜。ヌナ〜」
『っ!!………セフン、どうした?』
SE「おトイレだよ〜。ヌナ、打ち合わせさっき終わったよ〜」
『悪い…』
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作者名:ATMs | 作成日時:2019年11月6日 23時