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CY「うふふっ」
『………なに。朝からずっとニヤニヤしてるの気持ち悪い。』
CY「だって〜!Aと一緒の現場久しぶりなんだもん!しかも二人きり!今日は俺がAを独り占め〜!」
『キモ…』
CY「キモくたっていいよ!ねっ、一緒に写真撮ろっ!」
『ッ、くっつくな!無駄に高いテンションやめろよな!!』
CY「だって嬉しくて〜!あ、今日ご飯食べて帰ろ!?この間は俺を置いてチェンベクシドと仲良くしちゃってさ〜!ジョンインも拗ねてたからね!」
『チェンベクドと仲良くした覚えはねぇ。私はシと仲良くしてただけ。そして今日は無理。』
CY「なんで!」
『お兄ちゃん今日も仕事終わったら実家帰るらしいから、私も帰らないと。またあの憎たらしい猫に会いに行くんだ。最近はあの猫のことばっかり……ッ、なんでよ!!あんな猫より私の方が可愛いでしょ!?あんな奴、お兄ちゃんに喉鳴らすだけで料理も洗濯もできないしCDだって買えない!!お兄ちゃんの為に尽くして貢いでるのはこの私なのにっ、なのになんでよ!お兄ちゃんの馬鹿っ!!』
CY「お、おお……Aん家の猫ちゃん可愛いよね!ねっ、最近の写真あるの?見せて見せて!」
『ん。』
CY「プッ、散々言っといて写真持ってるんじゃん!」
『っ、違う!!私が撮ったんじゃないもん!お兄ちゃんやママがいちいち送ってくるから…っ!』
CY「はいはい、そういうことにしとこうね〜?わーっ、可愛い!賢そうなお顔してるね〜!良い子なんでしょ?先輩が自慢してたよ!」
『お兄ちゃんの前だけだ、こいつが良い子演じてるのは。』
CY「え、それAの話?」
『猫の話だよッ!!もういいだろ返せ!』
CY「あっ、待って待って!この写真!この写真ちょうだい!Aと猫ちゃんの写真!」
『嫌だ。』
CY「これもお兄ちゃんが撮ったの?なんだかんだ言って、Aも仲良く遊んでるじゃん!」
『こいつが私に寄ってくるのは、ちゃおちゅーるチラつかせた時だけだ。』
CY「いいな〜、俺も一緒に遊びたいな〜」
『飼う!?譲ってやるよ!』
CY「えっ!?いやいやっ、そんなの勝手に決めちゃダメでしょ!なに追い出そうとしてるの!」
『チッ』
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作者名:ATMs | 作成日時:2019年8月10日 17時