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まだ顔赤い……。
そんなことを思いながら、ショコラは部屋に戻っていた。
流石にキス2回は反則だ。
ファーストキスがナハトで良かったと思いながら、ショコラは部屋に戻った。
ふわふわとした、幸せな感覚。
「離したくないなぁ…。」
なんて呟いてみる。
部屋に着いたら、はぁーっと溜めていた息を吐き出し、ベッドに倒れ込んだ。
「…ナハトさん、かっこいい。」なんて、キスされた時に思っていた私は相当重症だと思う。
キスした後の、
『…それに、ショコラのこれからの初めても、全部俺が貰うから。キスもデートも全部、ね』
という発言は、ドキドキしない訳がない。
ナハトに言われた言葉を思い出しながら、枕に赤い顔を埋めた。
「デートとか、…行きたいなぁ…。」
でも、実際はどこへ行こうと、ナハトが隣にいて、笑っててくれればショコラ的には充分だ。
ナハトの普段見れないような笑顔を想像していたら、いつの間にか、ショコラは疲れて眠っていた。
ショコラの友人が言うには、
その日の、ショコラの寝顔はこの上なく幸せそうだったとか何とか。
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