No.6 ページ7
「……zzZ」
普通の人間なら既に起きているだろう、am11:30。
子供の意思を尊重するために大人を排除する組織、［Rebel Army］の仲間達が働いている間、
医療部隊隊長、浅葱翼は自分の部屋でぐっすり寝ていた。
白衣を纏ったまま呑気に寝る彼を見て、手術成功率が99.9%だとは誰も思わないだろう。
「……おい、翼。流石に起きろ、もう活動も終わってる時間だ」
そう言い彼の部屋に来たのは、彼の弟分でもある
彼の服にも赤いソレが付いているから、きっと仕事をした後なのだろう。
「……あぁ？……んだよルカか。あー、嫌な夢見ちまったぜ。昨日の患者のせいか？」
寝癖を立たせながらボリボリ頭を掻いて布団から抜け出したツリ目の彼。
その目には何時もはない隈が出来ている。
「……昨日遅くまでオペ室の明かりがついてたのはそのせいか。
どんな症状だったんだ？お前が手術にそんなに手こずるなんて珍しいじゃねえか」
琉架がそう言うと、意外そうな目で言った。
「…お前が物事に興味持つなんてもっと珍しいと思うぜ？まぁいいや、話してやるよ……」
よいしょ、とベッドから降りて言った一言は、
先程までニート擬きだった人物とは打って変わった者とは思えないものだった。
「_____昨日の患者は、前あった孤児院の爆破事件の被害に遭った子供総勢38名だ。
拍動は低下してくし、神経細胞は酸欠で瀕死状態、乳酸アシドーシスも出てた。酷え有様だよ。
成功確率が50%の治療だ。ベテランの俺が
おまけに人数が多いから治療が大変で、他の医療部隊のヤツは夜には活動準備で忙しいときた。
昨日は激辛ラーメン食いに行く予定だったのによぉ…最悪だ。昼間は全部パァだ」
口からさらっと出てきた言葉は、
一般人では理解できないくらいの量のとてつもない専門ワードだ。
何時もは冷静な琉架も、流石に萎えたようでしどろもどろな返事をしていた。
「あー！！イライラする！おいルカ、激辛ラーメン食いに行こうぜ！いつものあの店でよお！」
非常にムシャクシャしているようで、琉架に思いっきりキツイ視線をふっかけて誘ってきた。
「あぁ、もちろんだ。俺もそれを言いにきた。……ふっ、いつ話してもお前は面白いな」
「何がだよ。テメェらと違って俺はジジイだから若者の言うことは分かんねえぜ」
「そう言うとこだ。ほら、行こうぜ」
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おバカな傀夢(プロフ) - 皆さん、上手くて凄く尊敬します！！え、もう。好きになっても良いですよね。 (2018年6月26日 21時) (
レス) id: 5ff30031ff (このIDを非表示/違反報告)
十二月三十一日(プロフ) - え、ウチの子がとても良い感じのクズ感。そして、ミルクさんとロストアイズさんがクールビューティ過ぎて好きです。 (2018年6月26日 21時) (レス) id: 70aae954fa (このIDを非表示/違反報告)
ドットコム(プロフ) - 自然悦岫さん» 見てみます！ (2018年6月26日 6時) (レス) id: e6a479853a (このIDを非表示/違反報告)
自然悦岫(プロフ) - ドットコムさん» ありがとうございます。モデルにした谷川俊太郎さん作詞の合唱曲、「サーカス�機‘参宗縮粥廚鮴�非YouTubeで聞いてみてください。 (2018年6月25日 22時) (レス) id: 18ee1d3faa (このIDを非表示/違反報告)
ドットコム(プロフ) - ロストアイズさんカッコよ！！！！！！！ (2018年6月25日 22時) (レス) id: e6a479853a (このIDを非表示/違反報告)
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