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11話 ページ12

sideカルエゴ

Aの手作りのお茶を飲みながら採点をする。

いつも違うお茶。

スージー「あら、今日のお茶はいい匂いですね、ふい。」

カルエゴ「……ええ。まあ。」


会議を終えると常に机にポットが置いてある。

モモノキ(なっ!またカルエゴ先生の机に謎のお茶が!)

カルエゴ「…」

よくシチロウにも何かしら作ってる。

A『アヴィ。邪魔だ、退け。』

アヴィド「えー。」

A『お前と一緒に居るとカムカム殿に嫌われる。』

!!?

嫌われたくない…と?

アヴィド「だって欲しかったんだもん。」

A『小遣いから買え。バカ。』

アヴィド「昨日ととに上から強請るヤツに言われたくな〜い。」

A『ダディーも喜んでたから良いだろ、別に。』

本か?

先輩じゃなくて私に言えば…

検討ぐらいは……


「…カルエゴ先生めっちゃ機嫌悪くね?」

「…会議中もイライラしてたしな……」


アヴィド「てか、ととが甘やかすからって甘えてないで自分で買えば?」

A『私に小遣いなどない。』

アヴィド「でもさっき買ってたじゃん。」

A『請求書書いた。ダディー宛の。』

やっぱり先輩で良かった。

アヴィド「うわぁ。お前がきょうだいとかホントにヤダわ。」

A『私もなりたくなかった。』

クララ「あー、居たー!」

うるさい。

クララ「Aちーん。どこ行ってたの?」

A『購買に。』

入間「朝は?」

A『図書館。』

…だから遅いのか。

大人しく教室で待ってれば良いものを。

アリス「意外だな。」

A『自分の無知な領域を調べて学びを深めていくのは好きだ。』

昔からそうだった。

A『というか、お前は何が欲しかったんだ?ダディーに頼むなんて。』

アヴィド「ん〜?いわく付きの棍棒♡裏オークションで目付けられてる代物でさぁ。」

きょうだいで何故こうも違うのか。

アヴィド「ま、1番オレが欲しいモノってAの能力貯蓄なんだけど……」

殺気が職務室にまで来た。

いち生徒だとしてもこの殺気の高さは他の教師でも手が出せないほど。

アヴィド「ごめん!!ホントにごめん!もう言わないからっ!!ホントに!!」

入間とアヴィドは腰を抜かすほど。

A『私が聞いている問にだけ応答せよ。今何と言った。』

圧が凄い…!

カルエゴ「A…!」

後ろから羽交い締めにして拘束する。

A『…離せ。カルエゴ。』


コレを自在に操れたらより強くなるのに。

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刹那(プロフ) - カルエゴ先生大好きなのでこの作品を見つけられて嬉しいです。更新頑張ってください! (2020年6月10日 10時) (レス) id: c8d90afbad (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月10日 20時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
るに - 面白いです!これからも頑張ってください! (2020年5月3日 6時) (レス) id: d1e4377471 (このIDを非表示/違反報告)
小夜子@元ペテン師(プロフ) - みゅーとさん» ありがとうございます! (2020年4月27日 23時) (レス) id: 548ac281c0 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーと - 面白いっすね、これからも更新がんばってくださいね (2020年4月27日 23時) (レス) id: c22a47d948 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ペテン師 | 作成日時:2020年4月11日 19時

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