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13:うらおもて。 ページ13

ナオ side



乱「__なぁんて、嘘だ。」


突如耳元で聞こえた、低い乱数の声。


『…へ、』


乱「何せぶッッ潰す為だからね…、ココを。



 …だから!様子見的な感じで
 ヨコハマに観光しに来てたんだー。」


そして、耳元を離れれば急にいつもの乱数に。


『…、』


何故かヘビに睨まれたカエルの様に動けず、
冷や汗がツゥ、と顔の輪郭に沿って伝う。


パチパチ、と何度か瞬きをする。


乱「……ふふ、怯えちゃってぇー…」


目を細め、笑う乱数。


アニメでよく殺気を向けられるシーンがあるが
その殺気を向けられてるキャラの気持ちが
今、わかった。



帝「……ナオ?」


自分の腕を掴んでは顔を覗き込んだ帝統に、
どうしてか安心する。

『…ん、何でもない。


 もー帰るわ、じゃねー』


頑張って作った笑いを見せて、
手を軽く振りつつ家に急いで戻った。



帝「……、」


________
____


『…怖ッ…なんなんだよ…』


そんな独り言を呟き、
新刊の漫画を読み終えたが
内容が全く頭に入ってこなかった。


乱数のあの言葉と表情が、忘れられない。


…やはり普段の乱数とかけ離れているからか、
凄く印象に残ってしまう。


あのドス黒い腹の中を全て見てしまえば、
乱数とは多分一生会いたく無くなるだろうな…


何か、安心できるようなこととか…



今は心が荒ぶってる…
というか恐怖心でSAN値が((



カチャン、ガチャッ…、


『ヒィッ!?』←


突然聞こえた鍵の開く音に加えて、
玄関の扉が開いた音。


ゴクッと息を飲み干し、
怖くなって三角座りで丸まる。


ドクッ、ドクン、


トッ、トッ、トッ、


心臓の鼓動と近くなる足音。


色々頭が回らなくなってきて、
目をキュッと瞑った。



・・・ーキィッ…、


『…!!』




銃「___何をしているんです。」




…耳に響いたのは、聞き慣れたあの声。


『…へ、』


恐る恐る顔を上げれば、
怪訝な表情で見つめてくる銃兎さん。



『……じゅ、…と…さッ…、』


何故か一気に視界が歪み、
頬に温かい液がツゥ、と伝う感覚。


銃「っな、」


目を見開きギョッとした顔で
嗚咽を漏らし出した自分を凝視する。


銃「…ッは、ちょ…ッ泣くな…!!」


戸惑ってどうして良いかわからなくなったのか
スーツを投げ付けられる。

ベシッ、


『ッ!?』


銃「……ッ泣き止むまでだ!


 …側に居てやる。」


不器用過ぎるけど、何処か優しい。


『ッ、ぅ……ッぅぁあッ…!』

14:なぜか。→←12:らむだ。



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設定キーワード:ヒプマイ , 入間銃兎 , ギャグ,愛され(?)   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:なーしん。 | 作成日時:2019年5月24日 18時

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