エンデヴァーガチ勢な女の子の話【轟焦凍】 (ページ14)

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私はホークスさんと常闇くんみたいに、空を飛べるわけじゃないので、サイドキックの人に日々のヒーローとしての仕事を教わっていた。

気づけば夕方。

ホークスさんたちが、事務所に戻ってきた。

｢じゃあ今日はこれでおしまいっ。んで、マイルディちゃんは俺のとこまで来て！｣

『わ、分かりました！』

ホークスさんは何を考えてるか、全く分からない人だ。

なにか、自分は初日でやらかしてしまったのだろうか。

少し経ってから、私はホークスさんのいる部屋を訪ねた。

コンコンっと、ノックをする。

『失礼します、マイルディです。』

｢はーいどうぞっ、そこ座って！｣

指示された通りに動く。

『あの、お話って……？』

「それなんだけど、体育祭のマイルディちゃん見てて、気づいたことがあって！」

『な、何かアドバイスがあれば、教えて頂きたいです。』

「そうじゃなくて！……マイルディちゃんさ。」

ずいっと、ホークスさんが真剣な顔をして、私に顔を近づけて来た。

「君、エンデヴァーガチ勢だよね？」

……思考が少し停止した。

『そ、そういう事かーーーー！！っそうですけど、何か問題でもありますでしょうかっ！？』

｢いや～俺もさ、エンデヴァーガチ勢なのよ。｣

『ええぇぇぇぇ！！ホークスさんも何ですかっ！？』

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