6.カルマの時間 ページ6
ブニョン、ブニョン
「………」
ブニョン、ブニョン
「ブニョンブニョンうるさいよ殺せんせー！小テスト中なんだから！」
「こ、これは失礼！」
さすがに、殺せんせーの壁パンの音がうるさかったのか
ショートカットの運動系な女の子(後で知ったのだが、岡野さんというらしい)が声を荒らげた。
休み時間を挟んで6時間目。
さっきの出来事がよほど悔しかったのか、
殺せんせーによる壁パンが繰り出されていた。(しかし、威力は全くといって良いほどない)
「よぉ、カルマ、A大丈夫か？あのバケモン怒らせてよぉ」
「どーなっても知らねーぞ」
｢またお家にこもってた方が良いんじゃなーい｣
寺坂達からの野次にカルマがにやりと笑った。
｢殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん、 寺坂。
しくじってちびっちゃった誰かの時と違ってさ｣
『え、寺坂ちびったの？あははっ、何それウケる
ホント寺坂って、サイコーだよね』
寺坂が机を叩く。
「な！ ちびってねーよ！ テメェ、ケンカ売ってんのか！！？｣
「こら！そこ！テスト中に大きな音立てない！！」
(((いや、あんたの触手もうるさいよ)))
「ごめんごめん殺せんせー。俺もう終わったからさ、ジェラート食って静かにしてるわ」
カルマはケタケタ笑いながらジェラートを取り出した。
え、いつから持ってたの、それ。
溶けてない？大丈夫？？
「Aも食べる？」
『食べるー！』
カルマに1口ジェラートを貰う。
こういうとき、隣の席だから便利だよね。
しっかし、このジェラートめっちゃ美味いな…
「駄目ですよ、授業中にそんなもの。全く、どこで買って来て……
そっ、それは昨日先生がイタリア行って買ったやつ！」
(((いや、あんたのかい)))
「あ、ごめーん、職員室で冷やしてあったからさ」
「ごめんじゃ済みません！！…溶けないように苦労して寒い成層圏を飛んで来たのに……！！」
「へー、で、どーすんの？
俺のこと、殴る？」
「殴りません。残りを先生が舐めるだけです！」
そう言って殺せんせーが私達に近付いてくる。
バチュッ！と嫌な音が鳴り、殺せんせーの触手が溶ける。
(…！対先生BB弾…！！)
殺せんせーがバランスを崩した瞬間を逃さずに、
カルマが隠し持っていたエアガンで殺せんせーを撃ち抜く。
『「あっはー、また引っ掛かった 」』
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雪飴(プロフ) - りつ@鉛筆さん» ありがとうございますぅぅ！！！！！更新しないと…とは思ってるんですが、最近出来てなかったので今日こそは更新します！！更新分も読んでいただけると嬉しいです！！でも、いつも更新が夜中になっちゃうので結局今日というより、明日になっちゃうんですけど……(^^; (2020年3月31日 12時) (
レス) id: 5a5d675a95 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@鉛筆(プロフ) - これ…好きやわ（確信） (2020年3月31日 11時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
雪飴(プロフ) - コメントありがとうございます！！頑張ります！！ (2020年3月22日 20時) (レス) id: 5a5d675a95 (このIDを非表示/違反報告)
無花果(アル,スト,刀剣,第五,ヒプ好き,��)(プロフ) - とてもストーリーがタイプで好きです！！頑張ってくださいね！ (2020年3月22日 20時) (レス) id: 0e478908d2 (このIDを非表示/違反報告)
雪飴(プロフ) - いつでもコメント受け付けてます！コメントくれると嬉しいな（はーと） (2020年3月22日 6時) (レス) id: 5a5d675a95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪飴 | 作成日時：2020年2月29日 17時
