享年28歳未婚ハイスペック社会人（女）の生まれ変わった先が名探偵コナンの世界だったので前世からの親友ととりあえずがんばる［1］

19.これは完全に確定ファンサ。 ページ19

園子「あら？その二人は誰？」

新一「ああ、さっき会ったんだよ！」

そうなんだぁ、と言う二人と目が合う。あ、可愛い。
イチも内心は多分デレデレ。

蘭「わたし、毛利蘭っていうの！この子は友達の鈴木園子ね！」

園子「よろしくね！」

一乃「あ、蓮村一乃です！」

A「私、白石Aと申します！」

握手を頼んだら快く受け入れてくれた。
二人は挨拶だと思ってるんだろうけど、こちらとしては完全にファンサだ。あ、新一くんにもして貰えばよかった。


蘭「あ、そうだ。新一にこれをあげたかったの！」

そう言って手に持っていたシロツメクサで作った花冠を新一くんの頭に乗っけた蘭ちゃん。
おお…これはラブの予感？！

新一「なんだよ、これ？」

園子「それ、新一くんのために蘭が一生懸命作ったのよ〜！」

えへへ、と照れた様子の蘭ちゃんとほっぺを赤くする新一くんに外野が「ヒューヒュー！」と揶揄(からか)う。
もちろん私とイチもその場に肖(あやか)って囃(はや)し立てた。

「そんなんじゃねえよ！」と新一くんは怒ったが、顔が赤いままなので照れ隠しは見え見えだ。


新一「蘭と園子も、サッカーやるか？」

園子「ん？私達はいいや。」

蘭「しばらく遊具の方で遊んでるから！」

じゃあね！と二人が離れていくのを見送る。


私達もキリもいいのでそろそろ休憩を、とイチの方を見ると、同じことを考えていたのか、イチもこちらを見て頷いた。

一乃「じゃあ私達も(突然のエンカウントで)ちょっと疲れたから一旦終わりにするね！」

新一・友人「「おう！」」

また遊ぼ〜と手を振りながら二人で群れから外れる。



一乃「はあ、まさかの展開だった…。」

A「いきなりの登場過ぎて心臓飛び出るかと思った…。」

ベンチに力なく座る。どっと疲れた…。


A「次会う時、三人は私達のこと忘れてるだろうけど。」

一乃「コナンくん、世良さんの事も最初は覚えて無かったしね。」

高校で再会したときにあちらが覚えていなくても、私達の思い出には刻まれた。

一乃「再会しても今日の事は忘れてるってことにした方がいいかな。」

小2の公園での出会いなどすぐ忘れるものだし、変に覚えていても違和感があるだろうな。


A「うん。とりあえず、高校入学した時は普通に初対面として交流を深め」

「うわあああああああああああ！！！」

いや、なんでやねん…。まだ私達が喋ってる途中でしょうが…。

20.はじめまして、殺人事件。（白目）→←18.見た目は子供、中身も子供！その名も、ただの（？）子供！

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