22話 ページ22
「捕まって二人ともーっ！」
アラジンはすううと息を吸って勢いよく笛を吹く。
ウーゴが出てきて、私たちを乗せてウーゴは走り出した。
しばらく走っていると、後ろにはもう何もいない。
「よかった……アリたちは追いつけないみたい……」
言葉に出して、ホッと安堵する。
すると、ウーゴくんは笛に帰っていった。
「なっ、なんだよ！もっとその笛で逃げようぜ！」
アリババは言う。
「ダメだよ、今日はもう2回目だし……この笛でウーゴくんに出てきてもらうには……僕のお腹の力が必要なんだ！」
アラジンはそう言ってお腹を押さえる。
どうやらお腹がすいたみたいだ。
とりあえず逃げるために3人で走る。
するとアリ達が足を生やして追いかけてきた。
足生えるの！？
アリの足は早く、周りを囲まれてしまう。
アリババはアリを剣で切っていく。
するとアリはドロドロとしたスライムみたいになった。
アリじゃなかったんだ……だから足が生えてたんだね……。
するとスライムたちは集合して、キングなスライムになった。
でっかああああああああ！？
アラジンが頑張ったみたいでウーゴくんが出てくる。
ウーゴくんが殴ると、アリも反撃をする。
でも、アラジンはもう限界のようだった。
「もう『奥の手』を使うっきゃないよね……！」
アラジンはそう言うと、ウーゴくんの手がボオ……っと赤く輝きだした。
ウーゴくんはその手を合わせてスライムにぶつける。
すると、みるみるうちにスライムは焦げてしまった。
見事辺りのスライスは焦げて、私達はひとまず安堵する。
「えへへ、ウーゴくんは強いでしょ？」
アラジンはそう言っているが、顔色が悪い。
「アラジン、顔色悪いよ？力使いすぎたんじゃ……」
「大丈夫さ！沢山食べて沢山寝れば！」
「そっか……、じゃあご飯食べよっか」
私達はご飯を食べた。
「それじゃあ僕、ちょっと眠るね……」
アラジンはそう言って寝る体制にはいる。
アラジンが眠ると、アリババは不安そうな顔になった。
「こんなとこに居て敵に見つかったらヤバイよな……」
「うん……。あ、あの穴の中で私達も休もう？」
私は壁に空いた少し小さめの穴を指差して言った。
アリババは、頷いた。
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seravb1128(プロフ) - 初めまして！マギは漫画、アニメどちらとも大好きで見ています！小説もとっても面白かったです！ (2016年11月22日 12時) (
レス) id: 311793e34a (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - 中学生なのに暇人さん» よ.宜しくお願いします!!!!!!!!!!!!! (2015年5月9日 22時) (レス) id: 246847fbfb (このIDを非表示/違反報告)
中学生なのに暇人(プロフ) - タカの鳥さん» そう言ってもらえて嬉しいです！分かりました、読ませていただきます！ (2015年5月9日 22時) (レス) id: 67102bbaea (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - マギ凄く好きなので毎回楽しく読ませて貰ってます！私初めて小説を書いたんですが読んでいただけませんか？ (2015年2月27日 18時) (レス) id: 246847fbfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中学生なのに暇人 | 作成日時：2014年2月1日 23時
