61話 ページ21
※期末テストとトガ、荼毘の敵連合加入が逆転してます。すみません。
『……………』
八百万「七海さん隈が凄いですわ。」
轟「寝てんのか?」
『寝れませんでした。』
私は徹夜任務で散々働き、一睡も出来ずにいた。
こんなクソ任務してるんだからもう少し減らしてくれ。
にしても今日二徹目ですよ…
すると電話が鳴り、反射的に取って教室を出る。
『はい。』
《伊地知「Aちゃん!忙しい所ごめんね。昨日の報告書って何処に置いた?探しても見つからなくて…」》
報告書…
そう言えば…
『すみません。まだ出してません。今日中には出します。』
《伊地知「い、急がなくていいからね!?にしても珍しいね。当日に出さないなんて…大丈夫?無理してない?」》
伊地知さんは私が小さい頃からお世話になってる人。
かなり可愛がってもらってる自信もあり、私も彼に甘えてる所がある。
兄さんの次に頼りになる人だ。
『大丈夫ですよ。少し追いつかないだけなので心配はいりません。ありがとうございます。』
《伊地知「それなら良いんだけど…本当に無理しちゃダメだよ!?」》
『はい。』
《伊地知「じゃあまたね。」》
そう言って電話が切れた。
本当に伊地知さん癒しだ。
少し疲れが飛ぶ。
他の補助監督さんより何倍も忙しいだろうに…
教室に戻ると私の机の上に何かが置いてあった。
八百万「ふかふかの枕です!良かったら先生が来るまでお眠りになったらどうでしょう?」
『枕…』
私はそこに顔を埋めるとあまりの心地良さに一瞬で落ちた。
轟「やっぱ疲れてんだな。」
八百万「?」
轟「あ、いや何でもねえ。」
ーーーーーーーーーー
肩を揺さぶられ、ゆっくりと目を開ける。
相澤「お、起きたか。」
『…す、すみません。思いっきり寝てました。』
相澤「ん。ちゃんと起きてろよ。」
『はい…』
相澤先生が起こしてくれて、そのままHRが始まった。
八百万「ごめんなさい。起こそうとはしたのですがあまりにも気持ち良さそうに寝ていらしたので…」
轟「全然起きなかったしな。」
『2人にも迷惑かけました。すみません。』
上鳴「てゆーか相澤先生七海に甘くね?俺が寝てたらガチギレしてたのに。」
相澤「七海はお前らと違って大人だからな。」
芦戸「同い年でーす!」
相澤先生…
心配してくれてるのだと思いますができるだけ平等に…
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです!続きが楽しみです! (2022年1月21日 18時) (レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです!これからも無理ない程度に頑張ってください! (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます!毎日ワクワクしながら読んでおります!これからも無理ない程度に頑張ってください! (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます!前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます!頑張ってください! (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーー | 作成日時:2021年9月19日 11時