55話 ページ15
『それにしても何故急に？』
五条｢知らな〜い！上層部がそうしろって。｣
『というか何故私なのですか。』
五条｢強いから！｣
『チッ！！！』
釘崎｢舌打ちデカ。そんなに嫌なんだ？｣
『嫌に決まってるでしょう。誰が好んであんな所に…』
五条｢ごめんって。｣
五条先生が私の頭を撫でてきて私はその手を叩く。
虎杖｢でも七海だけって寂しいな…先生！俺も行きたい！｣
五条｢良いよ！｣
『良くないですよ何言ってるんですか。』
五条先生の横腹を殴る。
虎杖｢ダメなの…？｣
『ダメです。貴方いつ死ぬかわからないでしょう。雄英生の事も考えなさい。』
虎杖｢そっかぁ…｣
クソ、犬の耳としっぽが見える。
すると五条先生が虎杖君に何か耳打ちする。
というか暇人なのか？特級術師。
虎杖｢ねぇ七海。どうしても…ダメ？｣
私の目線より下に来て、上目遣いでこちらを見る。
その姿はまるでオネダリをする犬のよう。
『ぐっ……』
釘崎｢七海マジで？｣
伏黒｢犬派なんだよ七海。｣
釘崎｢なるほど。｣
虎杖｢1週間だけでも！俺、七海と仲良くしたい！｣
『……う、だ、ダメ、ダメです…』
虎杖｢どうしても？｣
『〜っ…ダメなものはダメです！！！』
釘崎｢よくやった七海。｣
虎杖｢ダメだったじゃん、五条先生〜。｣
五条｢んー、Aって犬系男子に弱いと思ったから行けると思ったんだけどなぁ。｣
何を言ってるんだ五条先生は…
『というか暇なんですか？任務は？』
五条｢あ、忘れてた。｣
伊地知｢五条さん！こんな所にいた！！｣
伊地知さんに迷惑かけやがって…
五条｢ヤダー！！行きたくない！！皆とお話してたい！！｣
五条先生はそう言って私の脚にしがみつく。
『離してください。』
伊地知｢Aちゃん嫌がってますから…｣
五条｢ヤダー！！｣
釘崎｢子どもかよ。｣
伏黒｢見ろ。七海の汚物を見るような目。｣
虎杖｢七海脚長ぇな〜…｣
伏黒｢そこか？｣
無理矢理五条先生を離し、伊地知さんに渡した。
伊地知さんは何も悪くないのにひたすら謝られた。
今度差し入れでも持っていこうか…
虎杖｢やっぱ雄英行きたい！七海とも仲良くしたいしオールマイトに会いたい！｣
『ダメなものはダメと何回言えば分かるんですか…』
しばらく虎杖君に追い回され、私は自室に逃げ込んだ。
虎杖｢七海〜！｣
伏黒｢諦めろよ…｣
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです！続きが楽しみです！ (2022年1月21日 18時) (
レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます！毎日ワクワクしながら読んでおります！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます！前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます！頑張ってください！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年9月19日 11時
