41話 ページ1
会場に戻ると既に試合が始まっていた。
上鳴｢2人してどこ行ってたんだよ〜！｣
伏黒｢顔がウゼェ。｣
『同じく。』
上鳴｢酷くない！？｣
ニヤニヤする上鳴君に私達はそう言った。
『少し厄介な人物に会いましてね。』
伏黒｢しばらく捕まってた。｣
上鳴｢ホントか〜？？｣
間違ってはない。
ただ少し低級呪霊を祓っていて遅れたというのもありますが。
試合が進んでいき、ついに決勝に。
爆豪君と轟君が勝ち進み、私と爆豪君、伏黒君と轟君で勝った人同士が戦い、優勝を決める。
耳郎｢Aの顔に傷がつくって考えると嫌だけど頑張って…！！！｣
『何ですかそれ。』
ーーーーーーーーーー
ﾏｲｸ｢障害物競走も騎馬戦も奇跡的に残った金髪美女！！！ラッキーガールのヒーロー科、七海A！！！
対！！
ヒーロー科、爆豪勝己！！！｣
アンラッキーの間違いでしょうよ。
にしても……
爆豪｢ンだよ。｣
ﾏｲｸ｢START！！！｣
『…何でもありませんよ。』
何故そんなに呪霊に好かれるんでしょうね、貴方は。
すると爆豪君は私に向けて爆破する。
爆豪｢来いよ七海ィ！！｣
『…仕方ありませんね。こうなったら貴方より私の方が格上だと教えてあげます。』
爆豪｢ハッ！！やってみろや！！！｣
爆豪君が爆破をしながら私に近づいていく。
煙幕のつもりでしょうか。
『煙幕を使用するなら気配の消し方を覚えなさい。』
煙幕の中から爆豪君の腕を掴み引き寄せる。
爆豪｢なッ！？｣
咄嗟に爆破させる爆豪君だが、私はその彼の額にデコピンをする。
爆豪｢だッ！！！｣
『麗日さんとの戦い。確かにセンスも反射神経も申し分ないです。ですが、反射神経でどうにかなる程世の中…特にヒーロー界は甘くありません。常に考えなさい。頭の良い貴方ならできるはずです。次の相手の行動を予測しなさい。』
私はそう言って爆豪君の腹に膝蹴りを食らわせ、彼の腕を後ろに回し、うつ伏せの状態で地面に押さえつけた。
ﾏｲｸ｢な、何があったァァァ！！？あの爆豪が押さえつけられてる！？｣
相澤｢煙幕で余計見えなかったな…｣
観客が盛り上がる。
だが私は爆豪君を離す。
爆豪｢…あ？｣
私は爆豪君からある物が落ちたのに気づき、それを拾う。
見た目はただの御守りのようだった。
だが……
『…！！』
違う。
この御守りの中に呪物が入っている。
彼が呪霊に好かれているのはこれのせいだったのか…？
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ディズニー☆ - この作品とても読んでいて楽しかったです！続きが楽しみです！ (2022年1月21日 18時) (
レス) @page49 id: dc0aeecdb4 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 更新されてて嬉しかったです！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年12月7日 15時) (レス) id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
氷飴 - 続編おめでとございます！毎日ワクワクしながら読んでおります！これからも無理ない程度に頑張ってください！ (2021年9月21日 16時) (レス) @page10 id: ab4c7ac665 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 続編おめでとうございます！前作から拝見していたのですが、とても面白くて更新が楽しみになっております。応援してます！頑張ってください！ (2021年9月19日 11時) (レス) id: d99c906f1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なーー | 作成日時：2021年9月19日 11時
