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第387話 ページ38

修行を初めてどれくらい経ったのだろう。

今、目の前には螺旋丸に風のチャクラを取り入れる修行をしているナルトの姿があった。


...明確な時期は覚えていないけれど、たぶん、いやきっと、アスマさんの死はいよいよすぐ目の前だ。


となるとアスマさんを助けに行くためにはまず、この修行を抜け出す必要がある。


...しかしどうやって抜け出すか...ここんとこずっと森に泊まり込みで修行してたし、こんな中途半端なタイミングで急に修行を抜けるなんてことをすれば、必ずカカシさんに何かしら聞かれる。


もしそうなってアスマさんの死をカカシさんに伝えたとして、カカシさんがアスマさんを助ければ...それは色々とやばい気がする。未来に影響が出過ぎてしまいそうで怖い。


...だったらやっぱり、この世界の人間じゃない私か動かないと。動く人間は必要最低限に絞る。


これは賭けだ。


「.........」


となると方法はたったひとつ。


私があの人に適うはずないってのは十分に理解してる。だからこそ、一か八かだ。


出し抜くしかない。


明日夜明け前にこの森から全速力で街の方へと降りる。バレたらバレたでその時だ。なんとかして木の葉の里までたどり着くしかない。


今の私には、これくらいしか出来ないから。









「.........!」


次の日。狙っていた通り夜明け前に私は目を覚ました。


ゆっくりと隣を確認する。そこには寝相の悪いナルトと、なるとの寝相によって深い眠りを遮られ、顔を疲弊させながらも眠るヤマト隊長と、耳栓をして眠るカカシさんの姿があった。


...つーかこの人耳栓してても気配とかすぐ感じ取るからあんま意味ないんじゃ...。


そう考えながらもゆっくりと、そしてあえて普通に寝袋から起きあがり、私は歩いて森の中へと歩いていった。

ここであまり派手に動くと何かをしようとしている、ということがバレるからだ。そう、今の私はあくまでお花摘みに出かけるしがない一人の忍なのである。


そして森に入り、数メートル離れたところで思いっきり走り出した。周りの木々達が高速で後ろに流れていく。


修行を始めてから、前とは違って随分と走るのが早くなったものだ。そんなことを思いながら、私はひたすらに里を目指した。

第388話→←第386話 カカシside



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色葉(プロフ) - アイさん» 申し訳ございません、質問の内容がよく理解できず、お答えしかねますmmまたアイさんの創作活動に私が手を加えることも、アイさんの考えているお話に水を指すことになる為今後控えさせて頂きたいです。創作活動のご成功をお祈り致します! (2020年11月21日 11時) (レス) id: 93c4cf3f0f (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 色葉さん» ボードでナルトの双子の妹の設定を教えてくださいませんか?お願いします!m(_ _)m本名と偽名もお願いします!m(_ _)m (2020年11月21日 8時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうなんですか!私もたまに聞いてます笑喜んでいただけて何よりです^^ (2019年5月7日 22時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)
なーなー@今日俺(プロフ) - 色葉さん» これ最近ようつべで見つけてからずっと聞いてるんですよ(笑) ここに書いてあってとても嬉しいです!! (2019年5月7日 6時) (レス) id: 17dfab9de5 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - なーなー@今日俺さん» そうですよ!貴方解剖学です笑 (2019年5月6日 11時) (レス) id: 885b51bfb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:色葉 | 作成日時:2019年2月9日 18時

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