第134話 カカシside ページ5
『変化ッ！！』
「っ！？バカよせ！！」
オレの忠告も聞かず、無理矢理変化の術を繰り出そうとするA。
…まずい！Aの奴、今のその体でこれ以上チャクラを練ったりなんてしたら…！！
しかしオレの叫びも虚しく、Aは変化の術を完成させてしまった。瞬間ボフンッという音を立て、視界に煙が立ち込める。
…するとどうだろう、視界が開けた瞬間にオレの目の前にいたのは、見たこともない一人の少女の姿だった。
見たところでは年齢は18歳程だろうか。しかし見たこともない変わった服を着ていて、さらにはなぜかその顔がAにとてもよく似ていた。
『…ははっ…ほらね、やっぱり…できまし…た……』
「A！！」
しかし束の間、やはりAの体はその負担に耐えきれず、変化の術は一瞬で解けてしまいAはその場に倒れ込んでしまった。慌ててそれを受け止める。
「おいA！しっかりしろ！！」
そう声を掛けるもののやはりAは無反応。彼女の額に手を当ててみると僅かに熱を帯びていた。
「先生？さっきから一体どうし……ってAちゃん！？」
するとこの騒ぎに異変を感じたのであろう、ツナミさんが奥から出てきた。こちらの状況を確認するなり慌てて此方に駆け寄ってくる。
「すみません、どうやらチャクラの練りすぎでぶっ倒れたらしくて……熱もあるみたいなんで、少し休ませてやってくれませんか？」
「わかったわ、早くこっちへ！」
言われるがままAを抱き抱え、ツナミさんの後を着いて行く。しかしその間にオレは、さっきAが変化したあの人物について思考を巡らせていた。
…さっきの子、なんだかやけにAに似てたな……そういえば髪形もこいつが初めてこの世界に来た時と殆ど同じだったような気がする……
…ということはもしかして、あれがAの本当の……
「先生！ここで。あとは私が見ますわ」
「…！あぁ、すみません。ではお願いします」
いけない、少しボーッとしていたようだ。ツナミさんの声で我に返り、急いでAをツナミさんへと引き渡す。
「…あ、もしそいつが起きたら、一つ伝言をお願いしてもいいですか？」
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アイ(プロフ) - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年11月20日 21時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - トッシーさん» あっあっああああありがとうございますすすすす！！！滅茶苦茶嬉しいです！頑張ります！！ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
トッシー - さっさっさっささささ最高です！超応援してます！頑張ってください！ (2017年11月20日 19時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - nasoraさん» どわーっ！！？めちゃくちゃうれしいです！！本当にありがとうございますー！！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
nasora - いつも楽しく見てます！とても面白いです！がんばってください！私もうこの話のファンになっちゃいましたw！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: e0ca1ca558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2017年10月8日 13時
