第160話 ページ31
「A…あとはオレに任せろ。お前はサクラと一緒にいてやってくれ」
『分かりました…でも、ナルトとサスケは?』
「あいつらもそこまでやわじゃない。そう簡単にはやられやしないよ」
「ほう…?そりゃあまた随分な自信だな」
「ああ…オレはあいつらの強さを信じている。ナルトの意外性…そしてサスケは木の葉の最も優秀な一族の正統血統!!」
「………!!まさか…」
カカシさんがそう言うと、サスケがうちは一族だということにとても驚いた様子の再不斬。カカシさんがサスケのことを告げると共に、それに対して再不斬は、白もまたサスケと同じ事だと言った。
『あっ!』
すると再不斬はそうとだけ言うと、再び霧の中へと消えてしまった。今度はまた蹴られたりなどしないように、私はいつも以上に神経を尖らせる。
「A!お前は早くサクラの所へ戻れ!それでも気は抜くなよ」
『あ、はい!』
カカシさんはそう言い残すと、再不斬の後を追って直ぐ様姿を消してしまった。
今再不斬の気配は…無い。恐らく、カカシさんが相手をしてくれているのだろう。
それより今は、サクラの所に戻ってサクラとタズナさんを守らないと…それが今の私の指命だ。
その考えと同時に、私は急いで二人のと所へ走り出した。
『サクラ!』
「!A!!あんた大丈夫なの!?」
『うん、なんとかね。今はカカシさんが再不斬を引き付けてくれて……!?』
その時だった。突然、何処かからとてつもなく膨大なチャクラを感じとることができた。それは下忍の私にでも分かるほどのもので、なんだか禍々しいというかなんというか…とても言葉では言い表せなかった。
そしてどうやらそれに気が付いたのは私だけではないらしく、
「…!?A、何このチャクラ!?もしかしてカカシ先生?」
「な、なんじゃ?今度は何が起こっとるんじゃ!?」
サクラとタズナさんにそう問い詰められる。因みにタズナさんはよく分かってはいないようだった。
『…いや、違う…このチャクラはカカシさんのなんかじゃない……』
「えっ!?じゃあ誰の…!?もしかしてあのお面の子…」
「さっきの超でかい刀の奴じゃないのか!?」
…ううん、それも違う。この自棄に恐ろしくて、それでいてとても嫌な感じのチャクラは……
『違う、そいつらでもない』
「っじゃあ一体誰の…」
『…ナルト』
「えっ?」
『だから、ナルトのチャクラだよ…これ』
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アイ(プロフ) - 作品を読んで感動しました!作品を参考してよろしいですか?? (2020年11月20日 21時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - トッシーさん» あっあっああああありがとうございますすすすす!!!滅茶苦茶嬉しいです!頑張ります!! (2017年11月20日 21時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
トッシー - さっさっさっささささ最高です!超応援してます!頑張ってください! (2017年11月20日 19時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - nasoraさん» どわーっ!!?めちゃくちゃうれしいです!!本当にありがとうございますー!!(((o(*゚∀゚*)o))) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
nasora - いつも楽しく見てます!とても面白いです!がんばってください!私もうこの話のファンになっちゃいましたw! (2017年11月11日 20時) (レス) id: e0ca1ca558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:色葉 | 作成日時:2017年10月8日 13時