第145話 ページ16
白との出会いからまた数日後の事。今日も私は相変わらず夜遅くまで修行に励んでいた。
白と出逢ったということは、恐らくそろそろ再不斬との対決の時が近づいてきているということ。てっぺんまで登りきれなくても、せめて少しでも高く登れるようにならないと…！
『だぁぁぁぁありゃぁぁぁああああああ！！！』
雄叫びをあげ、勢いに身をのせて木の幹を登り始める。
…1m…2m……5m……10m………
『！』
20m程の所まできた。しかし気負いすぎてしまっせいだろう、そこでチャクラを強く練り過た反動によって弾かれてしまった。
身を翻し、スタッと地面に着地する。木の幹を下から上へと見上げると、私が今まで付けてきた大量の傷痕が。決して上出来とは言えないけれど、それでもその傷痕は徐々に上へと向かっていた。
ぱっと見た所、頂上まではあと半分ともう少し…と言ったところだろうか。
せめて…せめて半分だけでも……！
『……もう一回ッ！』
「随分登れるようになったみたいだな」
『うぉっ！？』
再び木に立ち向かうため気合いを入れ直していた所、突然背後から聞こえた私の知っているそんな声。
最早お決まりと言っても過言ではないだろうその流れに、少々久し振りな気もしたが問題はそこじゃない。毎回驚く私もアレだが、だからと言って何度もやっていいわけではない。それをこの人は分かっていないのだ。
犯人が誰だかなんてもちろん決まっている。忘れた頃にやってるくとはまさにこの事か。
『カカシさん！？もーいい加減その登場の仕方辞めてくださいって言ってますよね！？何回言ったら分かるんですか！！』
「コラA、忍が易々と背後とらちゃダメだろ」
『いや人の話聞いてました！？今全然そんな話してないんですけど！！言葉のキャッチボールしましょうよ！！』
そういうと「いやでもねぇ」等と言って話を紛らわそうとするカカシさん。いつもそうだ、この人は毎回私のストレートな発言に変化球しか投げてこない気がする。絶対わざとだろ。
あとなんかこの人と出会ってから私の突っ込みスキルが格段に上がっている気がするのは私だけだろうか？
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アイ(プロフ) - 作品を読んで感動しました！作品を参考してよろしいですか？？ (2020年11月20日 21時) (
レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - トッシーさん» あっあっああああありがとうございますすすすす！！！滅茶苦茶嬉しいです！頑張ります！！ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
トッシー - さっさっさっささささ最高です！超応援してます！頑張ってください！ (2017年11月20日 19時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
色葉(プロフ) - nasoraさん» どわーっ！！？めちゃくちゃうれしいです！！本当にありがとうございますー！！(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o))) (2017年11月12日 8時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
nasora - いつも楽しく見てます！とても面白いです！がんばってください！私もうこの話のファンになっちゃいましたw！ (2017年11月11日 20時) (レス) id: e0ca1ca558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：色葉 | 作成日時：2017年10月8日 13時
