検索窓
今日:1 hit、昨日:31 hit、合計:466,692 hit

第111話 ページ28

一通り白についての説明を語り終えたカカシさん。かと思いきや急になにかを考え込み始め、そのまま押し黙ってしまった。


「………」


…どうやら気がつき始めたようだ。


「どうしたんだってばよ!先生?」

「ん?ああ……」


そう返事をすると、今度は追い忍の死体処理について私達に説明し出したカカシさん。それと共に白の行動や、使用していた武器などを振り替える。

すると暫くして、漸く白のその行動に対する違和感に勘づいたサスケが口を開いた。


「!!……まさか…」

「あーあ…そのまさかだな」

『………』

「「?」」

「さっきからグチグチ何を言っとるんじゃお前たち…!?」


「おそらく……


再不斬は生きてる!」


カカシさんのその言葉に、驚きの表情を隠しきれないナルトとサクラ。それにタズナさんも……な、なんちゅー顔してんだ君達……


「どーゆーことだってばよ!?」

「カカシさん先生アイツが死んだのちゃんと確認したじゃない!!」


信じられないと言わんばかりに批判の声を上げる二人。するとそんな二人に対してなぜ再不斬がまだ生きている可能性があるというのかという事を、またもや丁寧にカカシさんは説明をする。


そして一通りカカシさんの推理を聞き終えた私達。するとそれに続けてカカシさんは、再不斬がまだ生きているかもしれないという状況に対応する為、出遅れる前の準備をしておかねばならないと私達に告げた。


「先生!出遅れる前の準備って何しておくの?先生とーぶん動けないのに…」

「クク…」

「?」


サクラがそう尋ねると、何やら不気味な笑いを漏らすカカシさん。…また生徒の反応で遊んでるなこの人…

そう思い、半ば呆れた目でカカシさんを見つめる。しかし当の本人はそんな私の目線など全く気が付いてもいないようだった。


「お前達に修行を課す!!」


予想していなかったであろう、カカシさんのそんな言葉に驚いた様子の三人。因に私は木登り修行の事は覚えていたので驚くことは無かった。ただし内容まではあまり深く思い出せないが……

するとそれを聞いたサクラが、今さら修行などしたところでたかが知れているとカカシさんに抗議する。

しかしカカシさんもそれに対して、今私達は急激に成長していると言う。特にナルトが今は一番成長期らしい。

それに続けて仮死常態の相手も一週間はまともに動けない為、その期間で修行を課せばいいとということを説明してくれた。

第112話→←第110話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (175 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
413人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , はたけカカシ , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

色葉(プロフ) - 星月夜*ミルトニア[3DS]さん» 本当ですか!?ありがとうございます!!更新頑張ります♪ (2017年9月24日 0時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
星月夜*ミルトニア[3DS] - イラストのクオリティヤバイ………また見てみたいです!更新頑張ってください! (2017年9月23日 22時) (レス) id: 4d66220430 (このIDを非表示/違反報告)
色葉 - 輝夜さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!楽しんで頂けているようで何よりです♪頑張ります! (2017年9月21日 6時) (レス) id: 53b50fa5d1 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - 面白くていつも更新ワクワクしながら待ってます!これからも頑張ってください!! (2017年9月20日 18時) (レス) id: 88c1b11d8c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:色葉 | 作成日時:2017年9月13日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。