# 0 7 . ページ8
.
# snr side .
千「二人って何繋がりなんですか?」
志「あ〜、単なるバ先の先輩後輩関係だよ。
センラさんもAと仲ええとか聞いてへん。」
『昨日何杯か交わしただけですからw
志麻さん、お久しぶりでなんか変な感じです…w』
志麻くんと話してるAさんはきらきらとしていて、「ああ、仲良いんだな」なんて思ってしまう。
きっとこの二人が街中を歩いていたら100人中99人がカップルと間違えるであろう。
『あの、志麻さんと千羅さんはどういう繋がりで…?
共通点がイマイチぴんと来ません。』
志「音楽もやってるって言ったやん?
センラはそれのメンバーでもあり、相棒。」
千「志麻くんそれ言って大丈夫なん?」
志「俺の後輩だから大丈夫やろ、安心せい。」
何だか嫌な感じだ。
志麻くんが、でも Aさんが、でもなく、自分の中の嫌な部分。
Aさんは美人で、話上手であり、気遣い上手。
そんな人に彼氏がいない、なんて逆におかしい。
志麻くんだって、顔もよく、身長は程よい高さ。
二人を見れば、男女の関係だって容易く想像出来る。
(……お似合いやん。)
『志麻さん、会わないうちに人気になっててちょっと寂しいです。』
志「あーはいはい、そういう後輩もかわええよ。」
『……相変わらず優しい、無意識女たらし。』
志「はぁ?!女たらしちゃうし!!」
完全に新参者のセンラは蚊帳の外。
モヤモヤする気持ちが収まらないまま、Aさんの家を後にした。
.
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
お砂糖(プロフ) - マリンさん» 返信遅くなりすみません(;;)ありがとうございます!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: b2caf16498 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 完結お疲れ様でした!他の作品も楽しみにしてます! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:a。 | 作成日時:2019年11月4日 3時