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# You side .
仕事終わり、いつも寄るBARに立ち寄る。
(ここのマスター人間味があって話してて楽しいんだよな。)
なんて思いながら足を進める。
「こんばんは。」
『マスター、こんばんは。』
「今日はお早いですね、早く上がれたんですか?」
『まぁ、そんなところね。』
今日はジントニックがいいわ、なんて言うとマスターは直ぐに用意してくれる。
私は "酒豪" という程ではないが、お酒が好き。
カクテルから日本酒など、ありとあらゆるものを好んで飲んでいる。
お酒は嫌な事を忘れさせてくれるし、何より美味しい。
『ふぅ……。』
大きな溜め息をついてしまう。
今日は "ハズレ日" だったみたいだ。
マスターが忙しなく仕事をしているので話すタイミングが掴めなくなってしまった。
すると、見慣れない男が入ってきた。
ここに通い詰めてる私でも見かけない、という事はきっと新しいお客様なんだろう。
見た目は長身で、世にいうイケメンというやつ。
その人は辺りを見渡し、BARカウンターに空席、つまりは私の隣の席を見付け、そこに腰をかけた。
「すみません、ジントニックを。」
「かしこまりました。」
『あら、奇遇ですね。
私も今日はジントニックなの、お酒の趣味が合いそうね。』
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お砂糖(プロフ) - マリンさん» 返信遅くなりすみません(;;)ありがとうございます!! (2019年11月17日 23時) (レス) id: b2caf16498 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - 完結お疲れ様でした!他の作品も楽しみにしてます! (2019年11月9日 7時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:a。 | 作成日時:2019年11月4日 3時