Number7. 【irxs】

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「そうこれマジで可愛かったんよ。」


誰でしょうねぇまろくん。私に焼きそばを大量に食べさせようと言ったのは。


あれ本当に辛いんだからね。


甘党に食べさせちゃいけない食べ物だと思う。うん。


水もらえたからいいけどさぁ…あれ水無かったら真面目に○んでた。


「お、他にも色々出とるで。」


アニキがスマホをこっちに向けると、私たち６人はそろってアニキのスマホを覗き込む。


「うわっ、みんなめっちゃよく見てるじゃん…やっぱ気付く…？」


『りう、それってどういう意味？』


なんか一瞬ディスられた気がするんだけど。


ギクッといった効果音が付きそうな感じで固まるりう。


「え、Aがダンス間違えに間違えまくったって話じゃないの？」


「おぉいむくんやめた方が…」


『何？』


ダンスは嫌いなんだよ！！


運動なんてくそくらえです。


「A、ダンス練でも１番怒られとったしな。」


『………青組のこと嫌いになりそうなんだけど。』


いやだから！！


ダンスは無理だって…


覚えたよ？覚えたけどさ！！


3Dライブ、コメント見ながら踊ってたから…


"ひなちゃん振り間違えてる…？可愛い！"のコメントにびっくりしたんだよ…！


「まぁまぁ…頑張ってるから良しにしてあげる。」


うわぁリーダー優しい…


『ありがとないくん…』


「あ、でも実写ライブでそれやったら後でお説教ね？」


…前言撤回でお願いします！


ないくんのお説教嫌だって。


この前遅刻しすぎでほとくんと怒られたけど、ほとくん涙目だったからね。


「ないこの説教とかバリ怖いやつやん…」


ほらアニキもビビってるよ。


それくらい怖いんだから自覚してください、お願いします…


「そうかな〜？怒られるようなことするから悪いじゃん？」


うっわ多分ドSだわ…


「Aごめん、なんか可哀そうになってきた。」


『あ、ほとくんわかってくれた？怖いんだようちのリーダー…』


何に同情したのか、ほとくんが謝ってくる。


そしてなぜかそれにツボっているしょまろ。


…あいつらマジでしばき倒していい？


「まぁまぁ、冷静にいきましょ？とりあえず焼きそば事件ではAの目うるうるが１番すごかったってことで。」


『すごいって何、すごいって。』


突然ニマニマしながら言ったまろくん。


え、何この人…

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