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YG side 続き


変な夢を見た日


Aは普通にメンバーやスタッフに接しているし、ボディガードの仕事もこなしている


何の違和感もないA





俺はスタジオの隅で佇むAを見て




ただの夢だったんだ、と納得しようとした




でも、逆に俺の脳は違和感だらけで


夢のことを考えれば考えるほど

"考えるな"と言わんばかりに頭痛がする






これは・・何かある

第六感なのかはわからないがそんな気がする





冷静に考えると色々おかしい




Aが作ってくれた優しい味のオムレツ
何回も食べた記憶があるのに、あの味の記憶がない



ペアのマグカップも、写真たちも前からそこに存在しているのに、いつ買ったのか、いつ撮ったのか記憶がない






それにA



寝ぼけてると思ってたけど、今朝俺の顔見た時

初対面のペンの顔してた(今はもう普通だけど)




それと、Aはコーヒーメーカーの使い方を知らなかった


1年も一緒にいて
お互いコーヒー好きで
毎朝ペアのマグカップで飲んでる記憶があるのに


そんなこと普通あり得ない







俺は、わかった





きっと彼女は、突如俺の世界に現れて記憶に組み込まれた
謎の生命体なんだと




こんな事誰にも言えないし、誰も信じない
俺だって信じたくないけど





一番しっくりくる








その日の夜

俺はまた、夢を見た








またあの何も無い白い空間


俺の前にスキップで来たのは




「ねぇ、君さ、気づいちゃったの?w」




前に会ったくりくり目の男





YG「ああ。それにこれ、夢じゃないんだろ」


「おお〜よくわかったね!君の頭にお邪魔してるんだ。これ僕の専売特許ねw 」




YG「やっぱり今朝の夢も」


「そう、夢じゃない。皆んな素直に暗示にかかったのに、何で君はかからなかったのかなw」




YG「きっと熟睡してなかったからだ」


「なるほどね〜次する時の参考にするよw 」





YG「Aは」


「全部君の推理通り。僕が彼女の存在を君の脳にねじ込んだ。部屋の小道具を揃えるのはちょっと苦労したよ〜w」



"あのマグカップ、made in Heavenだよ?w"


と笑ってる





YG「どういうことだ」


「彼女色々あってね?今、2度目の人生を生きてる。」


YG「2度目・・?」




「そう。彼女は今、前より幸せな人生を始めたところなんだ。だから周りの人は誰も真実を知らないし、君も黙っててね?じゃっ!」


YG「おい!」




また彼はスキップして消えていった

YG side 終わり

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設定タグ:BTS , ユンギ , SUGA   
作品ジャンル:恋愛
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ruru_chandayo00(プロフ) - 続き楽しみにしてます(T . T) (2022年10月4日 23時) (レス) @page50 id: 2657a5593c (このIDを非表示/違反報告)
irisirislusfin(プロフ) - ののん♡さん» コメありがとうございます。別のお話がもうすぐ完結しますので、こちらに戻ってきます!更新お楽しみに! (2022年7月9日 15時) (レス) @page28 id: ff81f61bed (このIDを非表示/違反報告)
ののん♡ - 凄く面白いです!読んでてワクワクします! (2022年6月12日 8時) (レス) @page26 id: 168fbd5e50 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミンの甘露煮 | 作成日時:2022年5月28日 18時

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