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｢この子がAですわ｣
シスターに背中を押されグルッペン達の前に出た少女昨日見たまんまのAの姿だった。
あれはもしや疲れから見えた幻覚ではないのかとかなんとか疑ってた彼らだが少女の姿を改めて見て夢ではなく現実なのだと再認識をする。
だが3人は微かな違和感を抱いた。
後頭部で1つに結われた黒髪、ぱっちりしたアプリコットの瞳。
全部が昨日のままなのに雰囲気がいやに柔らかい。
昨日のような厳格な指導者ではなく年相応の少女の雰囲気。
『こんちにわ総統様！幹部様！』
gr/tn/ut｢？！？！！？？？！｣
昨日の少女とは思えない1、2オクターブくらい高いまさに女の子という声に3人は目を丸くする。
にこにことこちらに笑いかけるAを見て固まる3人に、シスターはふふ、と笑いAの頭をゆるりと撫でた。
｢この子は本当にいい子なのですよ。小さい子達の面倒見もいいし進んで手伝いなんかもしてくれるんですよ｣
まあそんなことはグルッペン達にとって百も承知のことだろう。
今はそれよりもAのキャラの違いに開いた口が塞がらないという状態だ。
国のトップやその仲間たちとは思えないあほ面である。
｢この子のことを、お引き取りになられるのですか…？｣
ひり…とその場の空気が変わった。
Aこそ動じないものの先程の優しい顔とは違い眉間に微かに皺を寄せこちらを見据えるシスターに3人は思わず生唾を飲み込む。
その理由は分からなくとも、グルッペン達が言う言葉は決まっていた。
gr｢ああ、私達は彼女を引き取るためここに来た｣
目には目を歯には歯を。
真剣な眼差しには、決意の眼差しを。
それがするべきことだと3人が分かっていた。
シスターは静かに目を閉じ、またにこやかに笑った。
｢分かりましたわ。総統様達なら安心です。直ぐに準備をさせるのでお待ちくださいませ｣
そう言うとシスターはAの手を引き教会内へと戻って行った。
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天笑くん(プロフ) - もう更新はなされないのでしょうか……。Twitterの垢などありましたら是非繋がりたいです……。 (2020年10月3日 4時) (
レス) id: 009e7901bd (このIDを非表示/違反報告)
つん - あああああ好きです (2020年3月11日 23時) (レス) id: cfb0800075 (このIDを非表示/違反報告)
まぁち - え、もうやばい… 惚れる… (2020年1月6日 21時) (レス) id: ba1aceb76e (このIDを非表示/違反報告)
パセリ(プロフ) - いおさん» 乙女ゲー…なるほど、その考えはありませんでした。検討してみます。コメントありがとうございます (2019年11月6日 6時) (レス) id: 1c07c807f8 (このIDを非表示/違反報告)
いお - 乙女ゲーパロがいいです！ (2019年11月5日 19時) (レス) id: 35fa5d69c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：@mimizu810 | 作成日時：2019年8月7日 2時
