だって、俺のでしょ。〜LUHAN〜

二人は似た者同士 ページ20

＊



リコ「おはよう。気分はどう？大丈夫そう？」


『はい。あんまり覚えてなくて...大丈夫です。』



オンニは温かい紅茶を淹れてくれると
心配そうに覗き込んで
優しく笑う。



リコ「Aは、ルハンさんに似てるね。」


『え？』


リコ「そーゆう素直じゃない所が、似てる。」



私とオッパが似てる？

だから、惹かれたの.....かな



『リコオンニ.....』


リコ「えー？」


『私が、オッパの事好きって言ったらビックリしますか？』



ジョンデオッパと付き合い始めた時に貰ったストラップを、揺ら揺らと揺らして
オンニが不思議そうな顔をする。



リコ「ビックリもなにも....そうじゃないの？」


『へ？』


リコ「私もジョンデも、そうだと思ってたよ。今更改まって何？笑」



リコオンニも、ジョンデオッパもっ！？
私がルハンオッパを好きだって
ずっと思ってたの？？

自分で気付いたの
植物園の時なのに......



『オンニと、ジョンデオッパだけですか？？』


リコ「んー、多分ミンソクオッパとミンギョンオンニもそんな話してたよ。」



は、は、恥ずかしいっ！！

私の周りが気付いてて
当の本人が、全然気づかなかったってどうなのよ！
私って鈍感ちゃんなのか？



『そ、そうだったですか......』


リコ「ルハンさんの怪我も大した事ないみたいだし。今日の撮影はこれそう？」



そうだ。
昨日押した分の撮影......
まだルハンオッパが入る部分が残ってるんだね。



『うーん.....』


リコ「まだ怖い気持ちがあるなら、無理には言わないよ。Aが大丈夫そうなら.....」






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