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始まりの悲劇 ページ8

Aside

傑「私と任務って珍しいよね。特級同士だし」

A「現地にあと一人特別一級の奴がいるらしいが」

傑「おかしな任務だ。しかも任務地は京都。術師は足りているはず。今回は普通に一級案件だって聞いているから、それ以上の強さがあるという事かな」

起きて準備を済ませれば珍しく車が高専の前に止まっていて驚いた。
補助監督と行動するなんて片手で数えられるほどしかない。
そこで、あと二人任務に同行すると聞いた。
そのうち一人が傑。
もう一人は京都で待っているらしい。

A「また家か上が関わっていそうだ。面倒だったら降りていい」

傑「私も行くよ。Aは無茶するからね」

そんな会話をしながら京都に向かった。
だが、任務地についたはいいが先に来ていたもう一人の術師によってすでに終わっていたのだから無駄足だった。

直弥「Aさん、お見合いの時ぶりですね!」

その術師は体についた血を拭き取りながら笑顔で話しかけてきた。

傑「A、知り合い?」

傑は笑顔でそういうが目が笑っていない。
ただでさえ一級程度の任務に三人も派遣されただけではなく、こっちは東京から来ているのだ。
怒っているのだろう。

直弥「貴方が夏油傑さんですか。お噂は伺ってます!私は、柊直弥と申します。禪院家の分家に当たる家系の次男で、本日はAさんとの結婚が正式に受理されたというご報告に参りました!」

は?

直弥「弟の禪院直哉様とは漢字が違うだけで似ているというお話をさせていただいて。そこから意気投合した次第です!」

結婚が受理ってどういう事だ。
私は以前断ったはずだが...

傑「A、結婚するの?」

A「いや、以前...」

直弥「こちらもお話があるので、Aさんをお借りしますね!夏油さんはお帰りいただいて結構ですので!」

そう言えば強引に車に乗せられ何処かへ連れて行かれた。
車から見えたのは、焦った顔の傑の顔だった。







A「どういう事だ?」

結婚。
そんなものをした覚えはない。

直弥「裏のオークションご覧になった事ありますか?」

裏のオークション?

直弥「そこで婿養子の権利が売り出されたんです。最初は一千万から始まったのに競り落とされた額は七億です。この意味、分かりますよね?」

へ?

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くろごま - パパ黒さんオチ書けますかね?頑張って下さい!更新待ってます! (2022年9月25日 6時) (レス) @page32 id: e1480415d9 (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - 悠仁オチ、受け入れありがとうございます!!欲しいシチュ色々考えておきますね!o(≧ꇴ≦*)o (2022年3月27日 12時) (レス) @page32 id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)
雪ノ祓 雪溶(プロフ) - 完結おめでとうございます!次のオチ、リクエストは虎杖悠仁とかありですか?o(≧ꇴ≦*)oもし可能でしたらお願いしたいです。 (2022年3月22日 19時) (レス) @page31 id: 6c81b19a7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2022年2月23日 21時

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