素直な気持ちで ページ20
直哉side
凛華「父さんのクズ談には流石に引きましたし、直哉さんもその被害者だったとは。すみません」
そういう凛華君は冗談で言っているわけじゃなさそうだった。
直哉「はぁ...凛華君は本当に姉さんそっくりや...。素直で天然たらし、最強と来た...」
なんや、えらい情けない。
俺も、大人にならなあかん...
そうは思っても愚痴れる相手なんておらんし...
真希「なんだ直哉。悟のクズ談で盛り上がってるなら私も混ぜろ」
硝子「お、楽しそうなことやってるな。私も混ざるぞ」
甚爾「俺も混ざるわ」
は？こいつら聞いとったんか？
直哉「なんや、俺を馬鹿にしに来たんか」
真希「失恋、慰めてやろうか？」ﾆﾔﾆﾔ
硝子「まぁ、呑め。酔って吐きはじめたら吐き気止まってほしい一心で他はどうでもよくなる」
甚爾「俺は普通に五条の悪口いいてぇだけだな」
凛華(父さんって本当に嫌われてるんだな...)
なんやよう分からんが、まぁ。
清算するしかない、か。
10分後...
直哉「俺が何年姉さん好きやったと思ってるんやあいつ！！どついたるわ！」
凛華「なんか、俺ができた理由がクズ過ぎて俺、父さんを父さんって呼びたくなくなったんですけど...」
真希「だろ？普段あんななのに色恋は根性なしにも程があんだろ」
硝子「私も聞いたとき医療ミスで殺るかと思った」
甚爾「俺、流石にヤバイこと言ったと思って高専行くの暫く控えたな」
いや、あんたのせいでもあるんやからすぐ言わんかいな！！
健人「なんですか教室にこんなに集まって。五条さんの愚痴なら私も混ざりますよ」
雄「お久しぶりです！僕も同窓会気分で混ざりますよ！」
気づけばどんどん増えとった。
悠仁「あ、あんとき五条先生さ〜」
野薔薇「五条先生ほんと〜」
恵「あの人いつもそうだろ」
悟君に思ってる事は人それぞれやった。
夜蛾「あの時は〜」
でも、認めなあかんと思った。
傑「ごめん、ジュースと酒とおかしと、ツマミと...色々買ってきたけど同窓会？」
A「直哉、大丈夫か？だいぶ酔ってるようだが、」
悟君は姉さんにふさわしい人や。
ろくでもない男に見えても、みんな本当の悟君がよく見えとる。
津美紀「五条さんみつけたので、連れてきましたよ！」
悟「ごめんごめん。主役が遅れて登場ってよくあるでしょ？」
真希「渦中の人物がやっと来たな」
悟君がどれだけみんなに信頼されてるのか...
直哉「姉さん。俺に当主譲ってくれへんか？」
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金平糖 - 五条オチ完結おめでとうございます！最初から拝見させてもらっていたので、夢主ちゃんが幸せになってくれて良かったです！夏油オチ後に夢主愛されエンドか、直哉エンドが見たいです...！これからも応援しています!! (2022年2月21日 0時) (
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作者名：伊織 凛 | 作成日時：2022年2月19日 2時
