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気持ちと現実 ページ18

悟side

悟「おはよ〜」

硝子「五条w凛華はお前そっくりw」

傑「悟のサングラスかけてるの見たとき胃が痛くて倒れそうになった...」

職員室に早めに行けば予想通り凛華の話で持ちきり。
ニヤニヤしそう...

傑「そういえば、悟。凛華の名字、どうするの?」

傑が一変。
真面目な顔になったのを見て僕も考えてしまった。
実を言うと、Aと結婚はしてない。
家が家でどうするべきか、
凛華の存在は隠してる。
きっと等級が与えられれば特級か一級レベルの実力がある。
高専に入学させたから、家にバレるのも時間の問題ではあるだろうが。

悟「凛華次第、って感じなのかな」

僕は五条家当主、Aは禪院家の当主になった。
本来なら、バチバチ火花を散らすお家同士の当主。
でも、Aが良しとしなかったら、その時はどうすればいいのか。
この十五年、ずっとAと結婚したいと思ってた。

でも、怖かった。
今の平穏が壊れてしまわないか...

傑「凛華次第、ね。悟次第な気がするけど...」ボソッ







直哉side

直哉「凛華君〜!」

凛華「直哉さん、こんにちは」

直哉「凛華君、そのサングラス似合わんな。悟君そっくりやん」

姉さんの子供が産まれて十五年。
俺の恋心が悟君に負けて十五年や。

小さいときから好いとった。
それでも悟君に負けた。
それは、きっと兄弟だからだけじゃない。

凛華「よく言われます。直哉さんは私の担任の先生になったんですよね?」

凛華君は産まれたときからずっと悟君そっくりやった。
それが凄く嫌やった。

直哉「なんや、嫌か?」

凛華「いえ、直哉さん...じゃなくて、直哉先生は私の憧れなので、嬉しいです!」

本当にしょーもない男。
姉さんの幸せも願ってあげられないしょーもない男を凛華君は知らないから俺を憧れなんて言えるんや。

直哉「周りにはコレでもかってくらい特級術師がおるのに俺って、皮肉かいな」

最近はあんまり毒吐いたり、周りが嫌がるようなことは言わんよう気をつけてた。
でも、八つ当たりで凛華君にはすぐに言うてしまう。

凛華「違いますよ。私は純粋に先生が...」

直哉「それ以上言わんといてや」

凛華君は良い子や。
見た目は悟君そっくりでも、中身は姉さんそっくり...

恵君と甚爾君と話した事がある。
姉さんが頷くなら、当主を誰が引き継ぐかって話。
恵君にも甚爾君にも、真希ちゃん達にも今なら俺がやるべきやと言われた。
でも、そうしたら。
姉さんが本当に結婚してしまう...

"俺"と先生→←十五年の月日



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金平糖 - 五条オチ完結おめでとうございます!最初から拝見させてもらっていたので、夢主ちゃんが幸せになってくれて良かったです!夏油オチ後に夢主愛されエンドか、直哉エンドが見たいです...!これからも応援しています!! (2022年2月21日 0時) (レス) @page22 id: d9f31616d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊織 凛 | 作成日時:2022年2月19日 2時

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