. ページ4
.
ソファに座って俺の太ももの上にりょうすけを乗せると早速俺を抱きしめた。肩口におでこをぐりぐりする姿がとても愛らしい。
「おれが寝てる間、何してたの?」
「ん〜?えっとね、DVD見てたよ」
「ふーん。」
聞いてきたのはいいものの返事素っ気なすぎない?え、可愛い…
「おれのそばに、いてね?寝てても。」
「…どうして?」
「起きていなかったら寂しいもん。」
確かに、それは分かるかも。
高校生のりょうすけは俺より出るのが少し早い。
一方俺は昼から仕事だったり時間は決まってなかったから、いつも起きても温もりが消えていた。
だから、そのことを知ってくれているのか、それとも気づいたのか分かっていたのかりょうすけは寝る間も俺の手をぎゅっと繋いで離さなかったのだ。
「ふふ、離れないよ。
というか、離れたくない。」
こんな可愛い子おいて離れられるわけないでしょ。
しかも、おれとりょうすけできめた、というか付き合い始めた時に話してたんだよね、
「俺達は磁石みたいなものだから、離れられないね?」って。
りょうすけは覚えてないかもしれないけど、俺は覚えてるよ。
「俺も眠くなってきたわ…」
「だめ!寝たらイチャイチャできないでしょ!
それともいいの?寝込み襲って、」
まさか、あの可愛い顔から “ 寝込み襲う ” なんて言葉を聞くとは。
「ふふ、できるの?」
「そんなの知らない、」
「じゃあ俺が…」
「それは寝込みとか関係ない、!ひゃ、ぁ、けえく…」
…… To be continued
.
まさか、30票 !めっちゃ嬉しい…(T_T)
約100人様お気に入り追加ありがとうございます!
384人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きらり(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新頑張ってください! (2019年8月25日 22時) (レス) id: 6ad4f7b421 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なすも | 作成日時:2019年8月16日 0時