愛されるが幸

〇 歳 ページ18

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従兄弟同士 ymin
高校生 ym × 小学校高学年 in

ym.s




「りょうくん〜！」

「けい久しぶり！」




俺の腰辺りに両腕を回して、お腹に顔を埋めてくる可愛いこいつ。
確か、会うのは1年ぶりとか、？

けいと会うのは1年に1回しかないお正月だけ。大晦日の前日に俺の家にけいの家族が来て、1週間ぐらい泊まるのが毎年恒例なんだけど、、


いや〜、小学生の成長はなめちゃだめだな………




「けい、また大きくなった？」

「うん！けい、1年で5センチ伸びた！」




ばっと見上げてきて、笑顔で答えてくれた。

でも、一人称がまだ変わってない。高学年ぐらいから俺はもう、“俺” だった気がするけど………
でもこんな可愛い顔立ちで、自分のこと俺って呼んで欲しくない願望あるから、変えないでほしいな、。
いつか変えた時がきたら、その時はその時。




「ここいてもすることねえし…俺の部屋で遊ぼっかっ」

「うん！」




ぽんぽんと頭を撫でて手を繋ぐ。
部屋までそんなに距離がないのにこんなにけいと近いのは、やっぱり可愛い従兄弟と会えたのが単純に嬉しかったから。

けいのお母さんに一言挨拶して、リビングを出た。

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