おかかは聞き飽きました！【狗巻棘】

6話　じゃ！終わったあとで！。 ページ10

五「テッテレーン！ここでーす！」


貴『いや別に効果音つけながら言わんくていいわ。』

五「もう先生悲しい…」

棘「すじこ」


ごめん。棘君「しゃけ」と「おかか」以外わからんから今度さっきの「すじこ」の意味教えて。


五「じゃあ、終わった頃に電話して！お面について、詳しく聞きたいからね〜♪」

貴『うぅ…』

五「じゃあね〜♪」

棘「ツナツナ〜」


ﾊﾞﾀﾝ

貴『よし…じゃあやるか…！』

さすがにお面が汚れてはいけないのではずして作業を開始する。

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貴『よっこいしょ。…ん〜とこの段ボールの中は何が入っているのかな〜』

伊地知さんって人に家の物を少し持って来てもらった。

貴『ええーと…これは…』

鏡か。じっと鏡の奥の自分を見つめる。そして片目ずつじっくり見つめる。

貴『なおるわけ…

　 ない…か…』

片方が金色。もう片方が薄い赤。

…これを見せたら…ここの皆にも嫌われるのかな…

五「お疲れサマンサー！」


ビクッ

お面…お面…！…玄関だ…！

五「お腹すいたでしょー。コンビニで弁当買って来たよー♪」

ササッと前髪で目を隠す。
こうゆうときのために、前髪伸ばしてたんだよね。良かった。


五「…！お面はずしているんだね！」

貴『ま…まぁ…』

五「んじゃこれ置いとくから適当に食べてね〜」

バタン


行った…良かった…

貴『はぁ…いただきます。』





ーーーーーーーーーーーー

貴『…ふぅ…片付けおしまーい！』

お面をつけてと。確か先生が電話してって言ってたよね。


…………？


ちょっとまて、私知らんぞ。先生の電話番号。


は！？


…なんか先生登録されてるんですけど！しかもなんだ！“愛しの五条”って！

…殴り潰そ。


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ｶﾁｬ

五「はぁーい。もしもし〜」

貴『終わった。早くこい。』

五「何〜もしかして告白？先生照れるな〜」

貴『あ”？』

五「やだ怖い。じゃすぐ行くから〜」


マジで握り潰そ。

7話　押し倒しちゃた…。→←5話　東京都立呪術高等専門学校。

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