狗巻棘の双子の妹【呪術廻戦】

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真希「テメェ…」


夏油「発言には気をつけろ。君のような猿は私の世界にはいらないんだから」



真希ちゃんの怒りも顕になって、この上なく最悪な空気になったその時。

“バシッ”と乙骨くんは彼の手を思い切り振り払い、そうハッキリと物申した。



乙骨「ごめんなさい。夏油さんが言ってることはまだよく分かりません。けど、友達を侮辱する人の手伝いは僕にはできない！！」


『！』



乙骨くんってこんなにハッキリ言う人だったっけ。

真希ちゃん、そして私たちを本当に信頼してくれているのがわかってこんな状況にも関わらず嬉しくなる。



夏油「すまない、君を不快にさせるつもりはなかった」


五条「じゃあ一体、どういうつもりでここに来た」



夏油が気持ち悪く眉毛を下げて平謝りする。

その間に割って入って真相を聞き出す五条先生。



















夏油「宣戦布告さ」



















ゾクッと背筋が凍った。



夏油「お集まりの皆々様！！耳の穴かっぽじってよーく聞いて頂こう！！！来たる12月24日！！日没と同時に！！我々は百鬼夜行を行う！！！場所は呪いの坩堝東京、新宿！！呪術の聖地京都！！」



呆然と、今起こっていることを受け止めることができない。不安を察したお兄ちゃんは少し前から皆んなにバレないように小指を絡めてくれてて、なんとか正気を保てていた。

夏油は各地にたくさんの呪いを放ち、彼らには「殺せ」と命じるらしく、文字通りの宣戦布告だった。



夏油「思う存分、呪い合おうじゃないか」



最後の一言が狂気に満ちていた。



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