ヤンデレ多め短編集【呪術廻戦】

○ 朝【五条悟】 ページ1

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「…きて、おきて〜」

今日は任務が無い日。昨日から今日だけはゴロゴロする日だと決めていた。


なのに、この男。


『今日はゴロゴロするの』

「ダーメ。今日は一日中僕とイチャイチャする日なの」


横を向いて寝る私に覆い被さるように乗ってきて、
耳を甘噛みしてくる。



『ｯ、くすぐったいよ』

「顔真っ赤じゃん。かーわい」



私の顔を見たかったのか、私のすぐ横に寝転んでくる

鼻が触れそうな距離と、整った顔立ちに悔しくも鼓動が早まる。


「いつも僕のことばっか褒めるけどAも綺麗な顔してるんだよ？」

「こんな無防備な顔見れるのは僕だけだけどね」



彼の甘い言葉に、また顔に熱が集中するのを感じた。

いつも彼にしてやられてばかりだ。


いいことを思いついた。



『悟、髪にゴミついてるよ』

「うそ？取って〜」



髪に手を伸ばすフリをして彼の頬に手を添えてキスをした。


一瞬驚いた表情を見せた彼に満足して、彼の首元に顔を埋めて寝てやろうとした。



「随分と大胆なことしてくれるじゃん」


その瞬間、横を向いていたはずの体は仰向きになっていた。

両腕も枕横で押さえつけられている。

これはまずい。獣の目をしている。



『ね、まだ朝…』

「朝とか関係ないよ。仕掛けたのはA」




また彼にしてやられてしまった。

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