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「あれ、Aちゃんだ」
なんだか家にいるのはつまらなくて、
特に誰にも会わないだろうと適当な格好をして街をぶらついてると、
後ろから名前を呼ばれた。
『あれ、倫也さんだ。』
「なにしてんの」
『ぶらっと、』
「一人で?」
『、はい。そうですけど、』
正直この格好で、この顔で会いたくなかったな。
もっとちゃんとメイクして、お気に入りの服を着てくれば良かった
数時間前の自分に腹が立つ
「すごいゆるいね。今日」
「なーんにも予定ありません。って感じ」
そう言いながら私の足元から顔へゆっくりと視線を移して笑っている
ああ、恥ずかしい。
とんでもなく恥ずかしい。
そんな恥じらう私の姿を見てまた笑っている
意地悪だ。
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〆
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作者名:inu | 作成日時:2019年5月21日 7時