25話 ページ26
美南はそんな双子に大笑いする
『アホやなぁ。あれはサンタはおるって信じてないとプレゼント貰えんって話をしとったんや。
サンタは本気になんかしてへんけど、私のお母さんがそういうメルヘンなこと好きでな。信じて！っちゅう押しが強いねん』
美南は笑いながらそう言った
双子は顔を見合わせて、今度は赤くなり始めた
｢紛らわしいですやん！｣
｢黒崎さんのおかんはどないなっとるんや！！｣
侑と治はそう言って地面に手を着いた
『でも、その気持ちはほんまに嬉しいわ。ありがとうな？』
美南がそう言って微笑む
双子はその笑顔を見て、また顔を赤くし、そしてホワホワと温かい気持ちになった
『まぁ、信介が許すかは知らんけどな』
美南はそう言うと、プレゼントを受け取って、ズボンをスカートの下に履いてスカートを脱ぎ、ジャージを着て部室を去っていった
その間、北は双子から目を離さず、双子も横で女子が着替えているというのに北から目を離せなかった
バタンと扉が閉まる音がして、北が説教のために口を開いた
＊
初詣に何故かバレー部のレギュラーメンバー全員で行くことになった
双子は尾白を誘い、尾白が助っ人として北を、北は毎年美南と行っているので美南も、そして部活でその話をしていた時に他のみんなも行くということで結局全員で来ることになった
美南の私服を見た双子はそれはもう凄く笑っていた
｢黒崎さん、まじで絶滅危惧種やないですか！｣
侑の失礼な言葉に美南はギロリと睨みつけた
しかし、侑は一瞬固まったのも束の間、美南を見て、また堪えきれずに笑い始めた
角名なんかはちゃっかり写真を撮っている
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あまね(プロフ) - 完結おめでとうございました！久しぶりに見てめちゃキュンさせてもらいました！ありがとう御座います！ (11月18日 0時) (
レス) @page39 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
あい - Eカップは大して珍しくないですよ。 (2023年1月4日 9時) (レス) @page10 id: ab06a6fc10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サンマ | 作成日時：2021年11月21日 18時
